年下男に1470億円貢ぎ、政界大揺れ! 男に溺れたロレアル創業者一族の“人類史上最も裕福な女”

年下男に1470億円貢ぎ、政界大揺れ! 男に溺れたロレアル創業者一族の“人類史上最も裕福な女”

大富豪、億万長者、大資産家――「フォーブス」世界富豪ランキングの上位には、女たちの名も少なくない。彼女たちが手にした誰もが嫉妬すると成功と、醜聞のスキャンダルを紹介する。

[File.05]
リリアンヌ・ベタンクール Liliane Bettencourt

経済力 ★★★★★
ゴシップ力 ★★★★★
男性人気 ★★☆☆☆
オシャレ度 ★★☆☆☆
カリスマ性 ★★★★

国籍:フランス
年齢:93歳(1922年10月21日)
役職:ロレアル筆頭株主
総資産:410億ドル(約4兆1000億円)
配偶者:あり(娘ひとり)
2016年「フォーブス」世界富豪ランキング:11位、全女性1位、全フランス1位

◎英才教育のもと、実業家の才能開花
「人類の歴史上、最も裕福な女」

 そう評されることのある彼女の人生はしかし、「お嬢さま」の雅さとはだいぶ遠いものだったかもしれない。

 ほとんど1世紀も前の1922年、リリアンヌは世界最大のコスメブランド・ロレアル創業者の娘としてパリに生を受けた。だが5歳のときに母が死去。以後、父の厳しい英才教育のもとに育つ。15歳の頃から事業を手伝い始めるが、シャンプーのラベル貼りなど、一般の工員と同じところからのスタートだったという。

 やがて社内でも、一族の中でも頭角を現しつつあった彼女は、第2次大戦後に政治家アンドレ・ベタンクールと結婚。夫はやがて閣僚となる逸材だったが、戦時中はナチスに協力していたという黒歴史も隠し持っている。

 リリアンヌは父の死に際し、35歳で会社と財産とを相続。その後はアメリカの大手化粧品ブランドやメーカーを次々と買収するなど、拡大戦略を展開した。同時に大量の化学者を動員して、コスメの研究・開発分野でも急成長していく。

 現在ではロレアル本体のほか、ザ・ボディショップ、イヴ・サンローラン、メイベリンニューヨーク、シュウウエムラ……日本人でも知っているブランドを多数傘下に収め、化粧品業界の女帝として君臨。経済誌フォーブスは2005年「世界で最もパワフルな女性」の1人としてリリアンヌを選出、さらに15年には「世界一の富豪女性」と認定した。世界の全ての女をぶっちぎり、コスメとカネと名誉を我が手にしたのだ。

◎男とのスキャンダルが政界まで飛び火
 そして晩年、彼女は醜聞にまみれる。

 夫が亡くなった2007年に、まず不倫愛が発覚。お相手は25歳も年下の高名なカリスマ写真家、フランソワ=マリー・バニエだった。

 そして、はるか年下の愛人との恋に溺れ、貢ぎまくっていた事実も明るみに出た。現金だけではない。生命保険の受取人の権利、ピカソやモンドリアン、マティスなどの絵画、さらにインド洋のリゾート地セイシェルの島……その総額は、およそ13億ユーロ(約1470億円)に上るという。

 激怒したのは、本来これらを相続するはずだった一人娘のフランソワーズだ。

「母はボケているのよ! バニエは、そこにつけ込んだサギ師よ!」

 法廷に訴え出た娘に、反論したのは当の母親だった。

「ボケてなんかないわよ! 私は自由な1人の女。あの人は20年来の大切なカレシ。あんたに口出しされる覚えはないわ!」

 亡き父が見たらきっと嘆くであろう、金と男をめぐる母娘の対立に、フランスのゴシップ界は沸いた。しかしコトは、政界にまで飛び火する。娘フランソワーズは法廷に、実家を盗聴したテープを提出したのだ。その中には、バニエが認知症の母リリアンヌを言いくるめたり、だまして証書などにサインさせているところだとされる音源が収められていた。

 不適切なカネの流れを洗うために警察が動きだしたのだが、この捜査の過程で、ロレアル創業者一族のスイスやセーシェルでの隠し資産が発見される。

 さらに資産の一部は、違法な政治献金として、サルコジ前大統領の陣営に渡っていたという疑惑が持ち上がったのだ。警察は政界トップを違法献金受け取りの疑いで捜査、こちらも裁判沙汰に発展する。

 結局は不起訴で終わったのだが、それでもサルコジ氏のイメージは悪化。12年の大統領選で敗れ、再選を果たせなかった原因だといわれている。

 母娘の裁判はいったん和解したものの、再燃。15年、裁判所は、娘フランソワーズの訴えを認めた。バニエを財産乗っ取り犯とし、懲役3年、ベタンクール家への損害賠償1.58億ユーロ(約180億円)の支払いを命じる判決を下したのだ。同時に事件に関与し、共謀したとして、ほか計8人も、やはり有罪となった。

 名家に渦巻く肉親の愛憎劇、不倫のドロドロ、カネ、政治……昼ドラだって土ワイだってここまで濃くはないという諍いを、これでもかと見せつけ、フランスの庶民を楽しませてくれたロレアル創業者一族。16年にはバニエ側が控訴し、今年は「彼のターンだ」といわれている。人生の最後の最後に醜い争いが待っているとは、大富豪の人生もわからないものだ。

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