2月12日付のスポーツ各紙で、清水富美加が宗教団体「幸福の科学」に出家するために芸能界を引退すると報じられ、世間に大激震が走った。
幸福の科学サイドは同日、会見を行い、今後清水が宗教家として「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動することを発表し、さらに、所属事務所・レプロエンタテインメントとの契約内容が悪質であると糾弾。
そんな中、「デイリースポーツ」は13日、幸福の科学が同紙の取材に対し、「清水が芸能界を引退する」という報道を否定したと伝えた。同団体は、「体調の回復を待ち、宗教者としての修行を積んだ上で」としつつ、「信条上合致する、考え方の合う映画やドラマなどに出演する可能性はあります」と回答したという。
「この幸福の科学の言い分に対し、ネット上ではブーイングが巻き起こっています。『今やっている仕事を投げ出しておいて、都合がよすぎる』『私はやりたいことしかやりません! ってことだったの?』『さすがに自分勝手すぎる』といった声が上がり、呆れ返っている人も多いです。確かに、清水は今年3本の映画に出演予定で、そのうち2本が主演、1本がヒロインという役どころ。ともすると全作品お蔵入りになる可能性もあり、各方面に多大なる迷惑をかけている状況なんです。そこに来て『また落ち着いたら芸能活動をするかも』と言い出しただけに、『納得できない』と反感を買うのは当然の流れでしょう」(芸能ライター)
中には、「幸福の科学に、いいように使われているだけではないか?」「ただの客寄せパンダ」といった指摘も出ている。
「幸福の科学は、清水を“広告塔”にしたいという考えを少なからず持っているはず。そのために、これからも芸能活動をしてもらうことを希望しているでしょうが、こんな大騒動を起こした清水を起用しようと思うテレビ局なんて皆無ですよ。そもそも芸能人が、自身の宗教を公にすること自体、現在の芸能界ではタブーといわれていますからね。現実的に考えて、幸福の科学が制作する映画専門の女優になるのではないでしょうか」(同)
ネット上には、「いっそのこと引退してしまった方がいい」という意見も多く出る中、清水は今後どのような活動を進めていくのだろうか。