4月5日発売のシングル「Connect」で、ソロ歌手としてメジャーデビューを果たした元KAT‐TUN・田口淳之介が、同日付の「日刊スポーツ」でインタビューに応じている。田口ファンからは、再出発を祝福する声が出ているものの、KAT‐TUNファンからは批判が噴出しているようだ。
田口は昨年3月にKAT‐TUN、およびジャニーズ事務所から離脱。その後、KAT‐TUNも同5月1日のデビュー10周年コンサートの最終公演を最後に“充電期間”に入り、現在はそれぞれソロ活動に専念している。田口はその後、同9月に活動再開を宣言し、今年2月にはユニバーサルミュージックと契約してデビューすることを発表。そして今回、メジャーシングルの発売に至った。
「田口は『日刊スポーツ』の取材に対し、新譜に込めた思いなどを語っているほか、KAT‐TUNが3人になって活動を休止していることについて、『もちろん僕も実際ノータッチ』『僕は正直、自分のことでいっぱいいっぱい』などと言及。また、小嶺の名は出していないものの、“交際は順調”“ゆくゆくは結婚を考えている”といった旨の話をしています。記事の導入部分には、『07年に報じられた女優小嶺麗奈(36)との交際についても明かした』とあることから、関係は公然のものとされているのでしょう」(芸能ライター)
これに対し、田口ファンは「待ってました! メジャーデビューおめでとう!」「素直な気持ちが聞けてうれしい」などと喜んでいるが、KAT‐TUNファンからは「活動休止に自分は関係ないみたいなこと言ってるけど、田口が辞めなければ休止にならなかったはず」「KAT‐TUNにとって大事な年に辞めたくせに、自分だけしれっとソロ活動始めて絶対に許せない」「田口何様なの? メンバーの気持ち考えろよ」など、バッシングが飛び交っている。
さらに、業界内からは別の意味で「あり得ない」といった声が聞かれる。
「この日の『日刊スポーツ』には、V6・岡田准一が主演映画『追憶』の完成披露試写会に出席したという記事も載っていて、現役ジャニーズと元ジャニーズが紙面で並ぶなど、数年前では考えられない事態。一応、同紙も事前にジャニーズ側へ確認を取ったのでしょうが、やはりここ数年でジャニーズが丸くなっているのは間違いありません」(テレビ局関係者)
また、KAT‐TUNでは田口以外に、10年7月に赤西仁、13年9月に田中聖が脱退しているが、赤西と田口はスポーツ紙に比較的取り上げられやすいという。
「赤西と田口は自ら辞めているので、ジャニーズ側から許可が降りやすい。しかし、田中の場合は『重大な契約違反』があったとして解雇されている形なので、こういった記事は載せられないんです」(同)
ジャニーズからは、さほど厳しい圧力を受けていないとはいえ、ファンの反応は厳しい。