ジャニーズJr.の人気ユニット・Mr.KING(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人)とPrince(岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)の6人が、「King & Prince」というユニット名でCDデビューすることが明らかになった。かねてより“次期デビュー候補”と言われてきた2組だが、念願かなって今春のCDリリースが決定。
6人は2015年に『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』の応援サポーターとして集められ、「Mr.King vs Mr.Prince」の名で活動。近年、2組がそれぞれMr.KINGとPrinceとして個々で活動する機会も増えていたが、それぞれ人気・実力は十分のため、6人でのデビューを期待する声は絶えなかった。
「Mr.KINGは16年に写真集『DREAM KINGDOM』(集英社)を発売し、Princeも昨年11月に初写真集『Prince 1st PHOTO BOOK「Prince Prince Prince」』を出しましたが、いずれもオリコンの週間ランキングで2万部の売り上げを突破するなど、Jr.の中でも切磋琢磨し合う存在です。ジャニー喜多川社長の信頼も厚いメンバーが揃っており、特にここ1~2年は『キンプリはいつデビューするのか』と、業界内でも話題になっていました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、彼らは1月17日に東京・原宿のユニバーサルミュージック本社内でデビュー発表会を開催。報道によると、ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが初めてタッグを組む新レーベル・Johnnys’Universe(ジャニーズユニバース)が設立され、同グループは第一弾アーティストとしてCDをリリースするとのこと。14年4月デビューのジャニーズWEST以来、4年ぶりのデビュー組誕生となる。
会見でメンバーは「ジャニーさんに『デビューだよ』と言われて、頭の回転が追いつかないままここに来ました」(神宮寺)と話すなど、本人たちも実感のないままいきなりデビューを知らされたようだ。ネット上のファンからは「キンプリ、デビューおめでとう!」「King&Princeとして6人でのデビューが決まって本当にうれしい。今まで以上に応援する!」「デビューがKINGだけじゃなくて、キンプリでよかった」と、喜びや驚きの声があふれている。
しかし一方で、平野と永瀬はもともと関西Jr.として、それぞれKin Kanとなにわ皇子いうユニットで活動していたため、「なにきん(なにわ皇子&Kin Kan)の歴史知ってるの?」「なにきん信者だから応援できないです」「平野と永瀬には関西へ戻ってきてほしかった」「デビューはすごいことだし、うれしいけど、紫耀と廉は関西でデビューしてほしかった」という声や、Jr.内にはLove-tune、Travis Japan、SixTONES、Snow Manといった数ある実力派グループが存在するだけに、「キンプリよりも長く頑張ってるのに。彼らにもデビューというご褒美をあげてよ……」「SixTONESはいつ報われますか?」「長年いるJr.たちのこと思うとやっぱつらい」「後輩に抜かされ、まだデビューできないってこと? 明らかにしんどくない?」と、落胆の声は少なくない。
そんなMr.KINGとPrinceは東京・帝国劇場で1月1日~27日まで上演される舞台『ジャニーズ Happy New Year アイランド』に出演中。本日午後11時スタートの『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲストとして登場するが、デビューに関して言及することはあるのだろうか。