Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、ジャニーズ事務所に入所した経緯を明かし、ファンから「ジャニーさんの逸話は本当に面白いよね」「ジャニーさんも藤ヶ谷くんに何かを感じたのかな」などと、ジャニー喜多川社長を称賛する声が上がっている。
1月22日放送の『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)にゲスト出演を果たした藤ヶ谷。
「藤ヶ谷は、トークの中で、ジャニーズ事務所のオーディションに一度は落ちていたことを明かし、中居ら出演者を驚かせました。合格者の番号をホワイトボードに書き込んでいた人物を雑用係だと思い込んだ藤ヶ谷は、オーディションで使用したナンバープレートを返却しようと声をかけたそうなのですが、なんとその人物こそジャニー社長。『Youは初日に僕に話しかけるなんてすごいよ!』と、ホワイトボードに藤ヶ谷の番号を書き足したといいます」(芸能ライター)
本来なら不合格だったはずの藤ヶ谷に“蜘蛛の糸”をもたらしたジャニー社長のエピソードに、藤ヶ谷ファンは感謝しきり。
「ファンの間では有名なエピソードですが、あらためて『藤ヶ谷くんと出会わせてくれてありがとう、ジャニーさん!』『ジャニーさんの第六感みたいな部分は、本当にすごいと思う』といった称賛の声がネット上を飛び交いました」(同)
偶然をチャンスに変えた“奇跡”とも呼べる今回の藤ヶ谷のエピソード。しかし、ジャニーズのオーディションでは、こういった“逆転合格”は「そう珍しい話でもない」という。
「ジャニー社長の“合格”逸話としては、元KAT-TUN・赤西仁のエピソードも有名です。やはりオーディションで不合格だった赤西が、『1番』と記されたゼッケンをジャニー社長の元へ持っていったところ、『Youも残っちゃいなよ』と追加合格にしたと言われています」(同)
直感を大事にする、ジャニー社長らしいエピソードともいえるが、藤ヶ谷の場合は、ファンが“感謝”を唱える深い理由がある。
「正直なところ、入所間もない頃の藤ヶ谷は“垢抜けた顔”とは言いがたい。偶然が後押ししたとはいえ、ただでさえ競争の激しいオーディションで、藤ヶ谷の入所を決めたジャニー社長の眼力はさすがとしか言いようがありません。『原石が磨かれて輝くって、こういうことなんだね』と、感嘆の声が相次いでいます」(同)
ジャニー社長の審美眼によって構成されているといっても過言ではない、現在のジャニーズ事務所。それゆえに、芸能界の一翼を支える力を発揮できているのかもしれない。