ジャニーズ事務所のファンクラブ組織母体である“ファミクラ”ことジャニーズファミリークラブ。ファンが参加する番組協力やイベントなどファミクラが関与する現場に頻繁に登場していた、“つーこさん”なるベテランスタッフが、会社を退社したのではないかと、ジャニーズファンの間で騒ぎになっている。



 話題のきっかけは、今後放送予定の『VS嵐』(フジテレビ系)を観覧したファンがトーク内容を“暴露”したこと。どうやらこの日は、TOKIO・松岡昌宏がゲスト出演していたようで、松岡は会場のファンに向けて「つーこさん辞めたの知ってる?」と、話しかけたという。2月12日頃に、松岡の発言がレポートされると、Twitterなどでは、つーこさんとの思い出を回顧するファンが続出。

「つーこさんは、派手な金の短髪がトレードマークで、まるで政治家の演説かのようにハキハキとしゃべる姿が印象的でしたね。推定年齢が50~60代とあって、ネット上では『定年かな……』『定年退職か……』という声が上がり、この説が濃厚になっています」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、「タッキー&翼の現場にはいつもいてくれた。つーこさんの存在は偉大」とのコメントもあるように、タキツバのイベント現場によく姿を現していたとのこと。彼らにとって活動休止前ラストのテレビ出演となった昨年9月の『MUSIC STATION ウルトラFES』(テレビ朝日系)の会場でも、つーこさんはファンを叱咤激励していたそうだ。

「たしかに、タキツバの現場には常に彼女がいましたね。どちらかと言えば、滝沢秀明の方に熱を上げていたとか。今回、寂しさを訴える声が多いことからもわかる通り、ファンにとっては“カリスマ的存在”。ファンに愛される一方、挨拶はもちろんマナー全般に厳しい人で、ファンクラブのルールを守らない子たちには容赦なかったそうです。握手会やイベントの時の前説では、つーこさんが話し出すとファンも集中するため、現場を仕切る力には定評がありました。
ちなみに、いつもポシェットを斜めがけしているのが特徴的で、つーこさんをマネしてポシェットを持つファンもいました」(同)

 近年は、以前よりも現場で見かけられなくなっていたというつーこさんだが、松岡が漏らした「退社」情報はいったい、本当なのだろうか?

「実は彼女は、すでにファミリークラブの仕事から離れ、ジャニーズの関連会社に移っています。2016年に元SMAPのチーフマネジャー・飯島三智が解散騒動で退社し、ジャニーズ本体の経営が藤島ジュリー景子副社長の体制に移行する流れで、古株の社員が何人か閑職に追いやられたとか。つーこさんもファンクラブの業務を退き、その後はジャニー喜多川社長が手がける仕事のフォローを関連会社で担当しているようです。番組協力など、表舞台の仕事からは外れている状況ですね」(テレビ局関係者)

 ファンだけでなく、タレントからも好かれていたつーこさん。今後も何らかの形でジャニーズのイベント等に携わってくれることを願いたいものだ。

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