先日、ファン、ひいては全ジャニオタを愕然とさせる熱愛スキャンダルが報じられた。嵐・二宮和也と元フリーアナウンサー・伊藤綾子の“交際続行”スクープである。

二宮と伊藤は2016年、「女性セブン」(小学館)のスクープによって交際が発覚。その直後、嵐ファンが伊藤のブログを調べたところ、交際を匂わせるような記述や写真が続々と発見され、大炎上したのだ。

 “国民的アイドルと付き合っている私ってどう?”そんな自己顕示欲がほとばしるブログを目の当たりにした嵐ファンの中には、怒りを通り越してあきれ果てたという者もおり、ネット上には「綾子の本性を知って、ニノも目が覚めたでしょ」といった声も漏れていた。しかしこの度、二宮が伊藤と交際を続け、着々と愛を育んでいたことが明らかになり、嵐ファンの荒れようは尋常ではなく、「ニノが誰かと交際することに反対してるわけじゃない。ただ、綾子だけは受け付けない」「どうしてあの女がいいのか理解不能」といった声が、ネット上で嵐のように渦巻いている。

 なぜ、二宮は伊藤と別れないのか。ジャニオタの目には見えていないが、実は彼女は大きな魅力を秘めているのではないか。その謎に迫るため、今回、女子アナ評論家である丸山大次郎氏に話を聞いた。男性目線での伊藤のモテポイント、そして、昨今、嵐・櫻井翔Hey!Say!JUMP伊野尾慧も女子アナとの熱愛が報じられているが、ジャニーズが女子アナに魅了される理由とは一体何なのだろうか?

伊藤綾子は、ミニスカ率が高い

 まず、丸山氏は「普通」というキーワードを用いて、女子アナ・伊藤綾子を、次のように評した。

「伊藤さんのルックスは、“美形”で間違いないと思うんですけど、アイドルやモデルといった芸能人とは違う、“普通の人の最上級”という感じなんです。あまりに美しすぎると女子アナには向かないですからね。そういった意味で彼女は、清潔感があって、気さくで、普通の人の中では最上級の美形という、女子アナの王道を行く人なのではないでしょうか」

 伊藤は、もともと秋田放送のローカルアナだったが、当時からその知名度は全国区だった。

05年には、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)内の企画で、安住紳一郎アナと公開お見合いを行い、その美貌を称賛されたものの、丸山氏の考察によると、あくまで「普通の人の中の美人」であり、それは男性に「お高くなさそう」という印象を抱かせるそうだ。

「これは完全に私見ですが、ジャニーズの方って、モテるじゃないですか。プライベートでも、モデルさんのような芸能人寄りの美人と接する機会が多いと思うんですが、“インテリ”はいないのでは。ルックス的にインテリジェンスを感じさせるのが、王道の女子アナであり、伊藤さんのそういったところがツボに入ったのかもしれません」

 ただ、そんなインテリジェンスで清潔感のある雰囲気の中にも“色気”がにじみ出る瞬間があるという。

「趣味であるフラメンコを踊っているときの色気は、なかなかのものがありますよ。『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で明石家さんまさんと話しているときにも、男性が好きそうな受け答えをするんですよね。『さんまさん……ずるい』みたいな。こういう色気って、恐らく女性は嫌なんだろうな、と思いますが(笑)。その半面、普段は清潔感の方が際立っているので、オン・オフがしっかりしているイメージもあります」

 ただ、こういった伊藤の特徴も、丸山氏は「別に突飛というわけではない。田中みな実さんのようにぶっ飛んだことを言うわけではないし、本当に普通の人なんですよ」という。だが、ここでひとつ疑問が浮かぶ。そんな普通の人が、なぜ交際匂わせという理解しがたい行為に走ってしまったのか。


「普通の人だからこそ、『私、すごいでしょ?』とアピールしたくなったのでは。芸能人だったら隠したがる部分を、普通の人だから書いてしまったんだと思いますよ。そう、彼女って、ミニスカ率が本当に高くて、一昨年~昨年頃、よくはいているなぁと感じていました。当時彼女は30代半ばだっただけに、『自信がなければはかないだろうな』と思ったんです。普通の人だけど、自分に自信があって、野心があるタイプ。地方局アナとして全国区になり、フリーになって東京に進出してきた経歴からしても、そう感じますね。ただ清楚なだけの女子アナじゃない。あくまで私見ですけど(笑)」

 二宮はこれまで、長澤まさみ佐々木希という芸能界の第一線で活躍する女優・モデルと付き合ってきただけに、伊藤という“普通の女性”に目新しさを感じ、ゾッコンとなってしまったのかもしれない。



 嵐では、櫻井も17年にテレビ朝日小川彩佳アナと交際を報じられている。『報道ステーション』のサブキャスターを務める彼女は、硬派な印象の女子アナだが、丸山氏も「彼女は報道向きの女子アナの王道。ルックスに関してはソツがない美形で、硬質な色気がある。ボディーラインはグラマーでエロい。
タイトな衣装を着ているとき、よく胸をアップにされています」と評する。

「小川アナは、森友問題で渦中の人物だった財務省・武内良樹氏と会食で一緒になったとき、『やましくないんですか』と言い放ち、場が凍った――と、『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたことがあります。そんなクールな女子アナである一方、ちょっと抜けてる部分があって……小川アナって、結構屋外でパンチラを撮られがちなんです。昔の話ですが、『局アナがそんな撮られ方する!?』というレベルの写真を撮られてしまっていて、普通、女子アナはもう少し気を使うものなのに、なぜそんな隙があるんだと、驚いたことがあります。1枚ひざかけや毛布を用意すればいいのに……。ただ、クールな印象だけど実は隙があるというギャップが、彼女の魅力になっているのではないでしょうか」

 櫻井は、アイドルでありながら、慶應出身、キャスターとしての活動も活発で、父親は総務省トップの事務次官を務めた大物という“隙のない”人物として知られるが、実際には「私服がダサい」「なで肩」「高所恐怖症」をイジられるヘタレキャラで、そのギャップで売れた面もある。櫻井は、小川アナの“似た者同士である点”に好意を寄せているのかもしれない。

 では、伊野尾との交際が報じられたTBSの宇垣美里はどうだろう。丸山氏は「男好きするアイドル顔で胸も大きい。下半身も丸みのあるセクシーなラインです。ただそんなルックスやスタイルに反して、性格は男らしい」と、彼女のギャップを指摘する。

「宇垣アナがロケ中、塀から突然ジャンプした様子を見て、『女の子だったら普通ゆっくり降りるのに』とビックリしたことがあります。
あと、そのロケ中に興奮して思わず方言が出ちゃうんですけど、それがサバサバシャキシャキした印象なんですね。彼女も、自分のことを“あまり執着しないタイプ”といっていて、ドライな子だなぁと感じます。伊野尾さんはまだお若いですし、結婚も考えていないので、適度に遊ぶには、彼女のようなタイプがよかったのではないかと、勝手に思ってしまいました(笑)。一緒にいてもしつこくなさそうですしね」

 伊野尾は同時期に、フジテレビの三上真奈アナともウワサされ、「あわや二股!?」と騒がれたが、「三上アナはノリがいいミーハータイプで、バラエティ向き。宇垣アナとはまったく違うタイプですが、一緒にいると楽しいのかもしれませんね」とのこと。さまざまなタイプの女性に目移りしてしまう、伊野尾の男としての一面が垣間見えた気がする。



 丸山氏は、ジャニーズが女子アナに惹かれるのは、“もの珍しさがあるから”とするが、「バレにくいというのも、1つの理由だと思います。伊藤さんはフリーだからああやってブログで匂わせてしまいましたけど、局アナだったら、局に迷惑をかけてはいけないと、必死に隠すはず。だからジャニーズの方も、“まったくの素人と付き合うよりは”となるのではないでしょうか。それに、立場は違えど同じ業界で働いているので、仕事の話もできますしね」という。

 丸山氏の話を聞いていると、今後もジャニーズと女子アナの熱愛スキャンダルが起こってしまいそうな気配もあるが、ジャニオタが要注意しておくべき女子アナはいるのだろうか。

「難しいですが……ジャニーズの方が多く出演している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、水卜麻美アナの後任となった滝菜月アナでしょうか。
彼女も、伊藤さんに通ずる“普通っぽさ”があります。新人の頃に、報道をやっていただけあって、派手派手しい美人ではなく、和風な美人で、かつ肉感的。報道もバラエティ寄りの情報番組もやれる、また、若々しいルックスですが、化粧や衣装によって貫禄が出るなど、“幅が広いアナ”なんですね。そういえば、水卜アナも、関ジャニ∞横山裕さんとウワサになっていましたし、『ヒルナンデス!』チームは出演者の飲み会を開いているのかもしれません。わかんないですが(笑)」

 現在、同番組に出演しているジャニーズタレントには、前述の横山のほか、Hey!Say!JUMPの八乙女光有岡大貴ジャニーズWEST中間淳太桐山照史がいる。彼らのファンは、同番組を視聴する際、滝アナの様子もチェックしておいて損はないだろう。

「あと、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の金曜レギュラー・宮司愛海アナも気になります。ルックスは美形、でも下ネタオッケーというギャップがあるんですよね。伊野尾さんは木曜レギュラーですし、曜日は違うのですが、一応『めざまし』グループなので、チェックしていてもいいかもしれませんね」

 絶大な人気と権力を持つジャニーズ事務所のタレントが、テレビに出ない日はない。今後も女子アナと顔を合わせる機会は減ることがないだろう。ファンとしては、なんともやりきれないところだが、女子アナと恋仲になっても、どうにか隠し切ってくれることを祈るばかりだ。

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