2014年頃にバラエティ番組を中心に活躍した“セレブタレント”大沢ケイミが、5月8日付の公式ブログで、4月をもって所属事務所との契約を終了したこと、そして芸能界引退を発表した。
「実業家の夫を持つセレブタレントとして注目を集めた大沢ですが、ブログで『これから、中国で仕事したいと思って 日本で芸能じゃなく、一般な人として、プライベートも普通に過ごして、普通に生活したいので 事務所と相談した上 やめることになったのです』と報告。
大沢はセレブキャラに加え、奔放な物言いでネットを炎上させたこともしばしば。15年に出演したバラエティ番組では、元ベビーシッターにブランド品を盗まれた神田うのに対し、「(シッターを)4人も雇って、子どもに対して何もしてない」などと発言し、神田を泣かせて共演者に咎められていた。ネットユーザーからも「さすがにうのが可哀想」「さっさと消えてくれ」と大バッシングを浴び、実際16年頃には、ほとんど露出がなくなっていたのだ。
「同じように、『失言で干された』といわれているセレブタレントはほかにもいます。自動車用オイル輸入代理店元社長の父と、サロン経営者の母を両親に持つマリエは、モデル業のほか、07~10年まで『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)にレギュラーとして出演するほどの人気を博しましたが、11年に“問題発言”が取り沙汰され、一気に転落してしまったんです」(テレビ局関係者)
マリエは同年3月に発生した東日本大震災をめぐり、芸能人が募金など支援活動を行っていた状況に対し、自身のTwitterで「くだらね、世の中チャリティ産業かょ!?」とツイート。これが「不謹慎すぎる」と大炎上に発展し、後に本人が謝罪するも、批判は収まらなかった。
「その後、マリエは海外留学したため、自然とテレビ露出も激減。12年の帰国時には少し話題になりましたが、全盛期の活躍ぶりは取り戻せませんでした。また15年に発売された『女性自身』(光文社)では、マリエの父が事業に失敗して両親が離婚していたこと、また、父の関連会社名義だった自宅をマリエが買い取ったため、報道時点で6500万円の借金を抱えていることなどが伝えられました」(同)
現在のマリエは、細々とモデル活動を続け、またファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」のデザイナーを務めているが、それも借金返済と家族のためなのだろうか。
「セレブタレントとして活動していたものの、“エセセレブ疑惑”が浮上して姿を消したのが、ソンミです。彼女はマカオでカジノ経営をしている父を持ち、当初『ロールスロイスで高校に通学』『飛行機はファーストクラス、ホテルはスイートルームしか使わない』『バカラで1億円スッたが気にしない』『高級時計を使い捨てしている』といったセレブエピソードを、バラエティ番組などで披露していました。しかし13年に番組で共演したデヴィ夫人からは、あまりにも非現実的な話という理由から、『全部ウソ! ウソばっかり』と、断言されてしまったんです」(テレビプロデューサー)
ソンミは自身のことを「セレブだと思ってない」と主張したが、デヴィ夫人は「(セレブだと)思ってなくて、何であんなウソつくの?」と、怒り心頭。
「そんなソンミもすっかりテレビで見かけなくなりましたが、昨年はメジャーデビューアルバムをリリース。また、今月にはファンと食事をするイベントがSNSで告知されているものの、その参加費は2万3,000円と超高額で、果たして人が集まるのかどうか……」(同)
ある意味”セレブ価格”と言えるかもしれないが、果たしてイベントは成功するのだろうか。