薬物依存者の「見た目激変」は嘘八百!? 医師が「薬物タレントの外見変化」真相を明かす

 薬物使用で見た目は変わらない――取材開始早々、意外な事実が明るみとなったが、松本先生は、世間にはびこる“勘違い”を解説してくれた。

「確かに薬物によって外見が変わるというイメージは強く、昔、文部科学省による高校生の『薬物乱用防止啓発ポスターコンクール』の審査員をしたとき、みんな目が落ち窪んで、頬がこけているゾンビのような絵を描いていました。しかし、そういう薬物依存者は本当に重篤な、それこそ“死ぬ直前”の人にくらいしかいないのではないでしょうか。それに、田代まさしさんが逮捕されたときの“げっそりした顔の写真”がよくネットに出回っていますが、あの顔と薬物との因果関係はわかりません。もしかすると、別の事情で体調を崩していた可能性もあります。クスリを使うと不摂生になって、顔がちょっと疲れて見えるというのはあるかもしれませんが、個人差があります。少なくとも誰もが明らかに見た目が変わることはありません。それにクスリを使っていなくても、顔が疲れている人は普通にいますよね」

 松本先生いわく、「例えば、若者に薬物を勧める薬物依存者というのは、ちょっとイケてる年上のお兄さんのような外見の印象なんです。だからみんな、『ああ、クスリをやっても大丈夫なんだ』と思ってしまうわけです」とのこと。確かに、薬物依存者の外見が病的であれば、誘われても手を出さない人が大半なのかもしれない。

「外見は本当に人それぞれなんです。他者から見て『ちゃんとしているな』という場合はクスリを使っているときで、『普段よりちょっとヨレているな、やつれているな』という場合はクスリを使うのを我慢しているときなんて人も結構います。もちろん、重篤な人は見た目が変わる場合もありますが、そこまでいくのはごく一部。見た目だけではクスリを使っているかどうかはわからないし、だからこそ逮捕されたときに『まさかあの人が』と驚くんです」
編集部おすすめ

当時の記事を読む

サイゾーウーマンの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

芸能総合ニュースランキング

芸能総合ランキングをもっと見る
お買いものリンク