『健康で文化的な最低限度の生活』第4話、シングルマザーの「トレンド服」に皮肉の声

『健康で文化的な最低限度の生活』第4話、シングルマザーの「トレンド服」に皮肉の声

 8月14日夜9時から第5話が放送される、吉岡里帆主演の『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)。視聴率は初回7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話5.5%、第3話5.8%、第4話5.5%と厳しい数字が続いている。

 同ドラマの主人公は、新人ケースワーカー・義経えみる(吉岡)。安定・平凡を求めて公務員になったえみるは、栗橋千奈(川栄李奈)や七条竜一(山田裕貴)ら4人の同期とともに激務必至の生活課に配属される。福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるが、受給者たちのさまざまな人生模様に触れながら少しずつ成長していくというストーリーだ。

 第4話では、義経の同僚・七条が担当するシングルマザーの岩佐朋美(安達祐実)の姿が描かれる。夫のDVが原因で離婚してから生活保護を受けている朋美だが、6歳になる娘の育児をしながらも求職活動に積極的。七条は、そんな朋美を女手一つで育ててくれた自分の母親と重ね、「頑張ってほしい。負けてほしくない」と、熱心に後押ししていた。

 そんな中、朋美から「面接を受けた会社に採用された」といううれしい報告が。まるで自分のことのように大喜びする七条だったが、その日を境に朋美と連絡がつかなくなってしまう。そこで七条は、上司・京極(田中圭)からの指示を受け、朋美への生活保護の打ち切りを検討し始めることに。しかし、そこへ朋美の妹がやってきて、就職先が決まったという朋美の話は嘘であることが判明。生活保護を受けている負い目から、とっさに嘘をついてしまったのだという。

 今まで通りに朋美を応援すると決意した七条は、求職活動の後押しを再開。ところがえみるは、そんな朋美の精神状態を心配し、七条に「あまり追い込まない方がいいかも」と声をかける。はじめは周りの言葉に耳を傾けなかった七条だったが、最終的には朋美が就労できる状況にないことを理解し、朋美も、しばらくは求職活動を中断し、子どもとの時間を大切にしようと考えを改めるのだった。

「話の序盤では、サイズの合わない靴を我慢して履き続けている娘の姿が描かれるのですが、一方、朋美はオシャレな服を着ていることから、イマイチ経済状況がわからない設定で、『どう感情移入すればいいんだろう』『子どもの靴は買えないのに自分の服はトレンドものなんだ』と皮肉る声が続出しています」(芸能ライター)

 第5話では、生活保護を受けたいと窓口にやってきた男性・島岡光(佐野岳)の姿が描かれる。島岡は、自分がうつ病であること以外は何も話そうとせず、親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”も、頑なに拒否していた。そこで、えみるが戸籍を元に親族を調べたところ、島岡は総合病院の院長の息子であることが判明するのだった。

「予告映像の中には、“家族の在り方を問う、最大の衝撃回”というアオリ文が登場。しかし、すでに4話まで放送されていることもあり、『どうせ今までと同じようにフワッとした感じで終わらせるんでしょ?』『ここまでくると“家族の在り方を問う”とか言われても全然期待できない』などの厳しい声が相次いでいました」(同)

 第1話放送前から“ヒューマンストーリー”より“社会派”であることを望まれていた同ドラマ。ここからの巻き返しは難しいかもしれない。

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