「就活メイク講座」はなぜ気持ち悪いのか? 日本の“就活マナー”が失ったもの

 個性と無個性という、相反する2つを求められる日本の就活に、雨宮氏は“その会社に入るためのテスト”だけではない側面を感じているようだ。

「日本の就活は、日本の働き方に適正があるのかチェックする通過儀礼なのかもしれませんね。個性より画一、主張より調和、というような。私はそれにパスできなかったし、したいと思えなかった。だから、就活をやめました」



 一方で雨宮氏は、「リクルートスーツ&ひっつめ髪というスタイルを、『マナーを守れるかどうかの踏み絵になる』と肯定的に思っている人もいるかもしれません」と言及。事実、就活スタイルの解説には「それがマナーである」と明記されることがほとんどだが、この“マナー”というものの捉え方に、雨宮氏は疑問を投げかける。

「でも、マナーを守ることとみんな同じ見た目にするのって、全然違いますよね。例えば私が大学卒業後に移住したドイツには、いろんな見た目の人がいます。似合う服や髪形、化粧の仕方だってみんな違う。違うけど、ちゃんとビジネスマナーはあります。結婚式のゲストは好きなヘアスタイルをして好きなドレスを着るけど、『白いドレスやスニーカーはNG』というマナーを守りますよね。それと同じです。マナーを守ることとみんな同じ見た目であることは、違うんです」

 雨宮氏の話を聞くと、日本の就活には“本質を失ったマナー”が横行しているように感じられるが、では、果たしてそのマナーを強化しているのは、一体誰なのだろうか。

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