下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 福島原発事故により福島県内で生じた汚染土を、県内の公共事業で再利用する計画が進められている。

その基準は1キロあたり8,000ベクレル以下。地元では反発も強まっているが、最終処分場にされようとしているのだから当然だ。原発事故の影響の甚大さを改めて思う。

第449回(2/14~2/19発売号より)
1位「二宮和也 親子を引き裂いた匂わせカノジョ伊藤綾子の“恐るべき手口”」(「週刊女性」3月12日号)
2位「小川彩佳アナ 局内騒然!“あてつけ婚”退社」(「女性セブン」3月7日号)
3位「『いだてん』視聴率回復へ“禁断の一手”綾瀬はるか『薬師丸ひろ子とのんの試練』」(「女性セブン」3月7日号)

 なんとも衝撃的な記事だ。嵐の二宮和也と両親の関係が悪化、その陰に恋人の伊藤綾子の存在があったというのだから。

 「週刊女性」の記事によると、それまで良好な関係だった二宮とその両親。
しかし両親は伊藤との結婚を快く思っていないこともあり、伊藤が「あなたの両親からひどい仕打ちを受けている」と二宮に訴えたというのだ。

 さらに二宮は伊藤の言いなり状態で、嵐メンバーなどが出席する会議でも「綾子も出席させて意見を聞いたほうがいいんじゃないか」とも言ったのだとか。

 仰天である。仕事にまで口を出すとはにわかには信じがたいが、しかし伊藤との結婚を認めなければ事務所を辞めるとまで言い放ったと伝えられる二宮だけに、伊藤にベタ惚れなのは間違いないだろう。嵐の活動休止も大野智の決断だけでなく、二宮と伊藤との結婚問題が影響したのではと勘ぐってしまうエピソードでもある。

 でも、この話、どこかで聞いたことがあるような。
そう、木村拓哉と工藤静香の関係だ。SMAP解散でキムタクに大きな影響を与えた静香だが、一方でキムタク家族にも大きな影響を与えていた。静香と結婚する前は両親や兄弟と円満な関係だったキムタクだが、しかし静香との結婚以降、その関係は崩壊状態となった。もちろんキムタクママのスピリチュアル活動もあるだろうが、大きな原因はキムタクママが静香との結婚に反対したことがきっかけと言われている。

 ね、そっくりでしょ。静香のコントロール下、キムタクは家族と疎遠になり、SMAP解散騒動で裏切り者へ、そしてSMAPは崩壊――。


 もちろん、結婚や恋愛は個人の自由だし、本来、外野が口を出すものではない。しかしキムタクの例のように仕事にまで口を出すというのは、大物アイドルだけに周囲への影響も甚大だ。

 二宮は昨年9月、キムタク宅にプライベート訪問して話題になったが、伊藤が静香に教えを請うなんて展開もあるかもね。



 嵐の櫻井翔と破局し、一般人の結婚、そして3月末でテレビ朝日を退職する小川彩佳アナ。「女性セブン」では小川アナに対する局内での“評判”が紹介されている。

 小川アナが『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板後、昨年10月から『Abema Prime』(Abema TV)キャスターに就任したばかりだったことで「わずか半年で投げ出すというのは責任感の強い彼女らしくありません」とか、『報ステ』に戻れないなら退社するという“あてつけ寿退社”だったとか――。


 いやいや違うでしょ。確かに小川が退社したのは『報ステ』降板がきっかけだ。しかし、そもそもはどんどん政権への忖度を強めるテレビ朝日が、リベラルでジャーナリスティックな視点を持つ小川アナを外そうとして『報ステ』を降板させたことが発端だ。挙句、小川アナとは水と油のような保守、右派が多数出演する『Abema Prime』に嫌がらせのように出演させる。

 つまり退社に追い込まれたのも同然なのだ。しかもテレビ朝日は退社に際し、小川アナへのネガティブ情報を流しているという話もある。
この「セブン」記事もその一貫か!?

 だが、小川は昨日25日の『Abema Prime』で、ウーマンラッシュアワーの村本大輔に「(うわさになっているTBSの)『NEWS23』に行きますからね」と振られると「何も決まってません」と言葉を濁したが、是非、ライバル報道番組で頑張ってほしい。テレビ朝日を見返すためにも。

 視聴率低迷ばかりが話題になっている大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』(NHK)だが、「セブン」がそのテコ入れについて紹介している。それが『いだてん』と同じく宮藤官九郎が脚本をつとめた朝ドラ『あまちゃん』の薬師丸ひろ子、そして、のん(本名・能年玲奈)の追加キャスト! のんは劣悪な労働を強いた前事務所と決裂、その後も徹底した妨害工作で芸能界を干され、地上波では姿を見られない状況が続いているだけに、ぜひぜひ、期待したい。