嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系、3月10日放送)は、ゲストにSexy Zone・マリウス葉、デヴィ・スカルノ、「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)鈴木正文編集長が出演した。
先週に引き続き、今回も「日本一厳しいネタ見せSHOW 奇才のツボ」と題し、デヴィ夫人ら独特の感性を持つ“奇才”3人に、実力派若手芸人のネタを見てもらい、今後ブレークするかを判定してもらう企画が行なわれた。
オープニングトークにて、二宮がマリウスに「好きな芸人」を尋ねると、「サンドウィッチマンとか、僕、ドイツにいる頃から見てました」と11歳で来日するまでに生まれ育ったドイツでサンドウィッチマンが出演するお笑い番組を見ていたと告白。その発言を「ワールドワイド」と称する二宮に、マリウスは「“インターナショナル”で」と返し、すっかりバラエティ慣れした余裕の表情を見せていた。
この日、最初にネタを見せたのは、芸歴3年目のワタナベエンターテインメント所属「キラキラ関係」。元バスガイド・ななえと、元消防士・ワタリ119の異色コンビだ。テレビ出演でガチガチに緊張しているワタリ119は、冒頭でネタを言い間違えるなど大失態を見せ、その姿に二宮は「隣のスタジオまで緊張が届いてるんじゃないかなって。ワタリの緊張がすごかった!」と率直にコメント。
一方、終始険しい表情をしてネタを見ていたマリウスは「Too nervous(緊張しすぎ)。口に出す練習が足りてないんじゃないですか? 聞いて感じるだけじゃなくて、そこから実際にAction(行動)!」と、英語を交えながら具体的なダメ出しを展開。その後、マリウス、デヴィ夫人、鈴木編集長の3人とも「キラキラ関係」が“ブレークしない”と判断する残念な結果に。頭を抱えるななえと、思わず「じゃあ、芸人辞めます」と言うほど落ち込むワタリ119に、マリウスは「ここから上しかないって思えば、ポジティブ思考で。がんばりマリウス!」と独自のエールを送り、場を和ませていた。
次は結成11年のトリオ「ジェラードン」が、握手会のアイドル・ファン・握手会を手伝うアルバイト役を演じたネタを見せると、マリウスは「ワンタッチ足りなかったのかなって」とズバリ。
この放送にネット上では、「『ニノさん』のマリウスくんが最高に面白い。一体何者なんだ……?」「マリウスくんはいろんな可能性を秘めた人だね。今後、今までにない新しいジャンルの仕事とかできそう!」「マリちゃん、実はかなりの“お笑い通”なのかな? ちゃんと審査員してて驚いた」などのコメントが寄せられており、マリウスの新たな一面が見えていたようだ。