「ジャニーここにあり」を強く印象付ける、映画『少年たち』の果てしない不思議と狂気【ネタバレ】



 ちなみに、SixTONESとSnow Manの面々は「出所」して、ショーを見に来ているという設定だ。実際のジャニーズ事務所でも、タッキー管轄になったSixTONESやSnow Man、Travis JapanなどのJr.はジャニー管轄から卒業=「出所」した形になっている。つまり、この映画が実質、彼らのジャニー管轄からの卒業式であり、刑務所からの出所が描くものは「ジャニー=刑務所」からの出所ということなのか。

 さらに怖いのは、一時的に日本へ遊びに来ていた間、唐突にプッシュされまくったキャメロンが、映画のクライマックスでソロを歌い上げたことと、最終カットの集合写真ではメインキャストたちを差し置いて、キャメロン+ヴァサイエガ渉+ブランデンが“どセンター”を占めていたこと。おそらく、彼らこそジャニーさんが未来を託す子どもたちで、「2020年構想」の中心なのだろう。

 それにしても感心せずにいられなかったのは、こんな随所に狂気と笑いが散りばめられている映画を、ファンは笑いもせず、ざわつきもしないこと。応援上映ではツッコミの声があちこちから飛んだようだが、一般上映では、慎み深く静かに鑑賞する。そんな狂気慣れしたジャニオタの感性というか耐性は、すでに高いステージに到達していることを確信した映画だった。
(南山ヒロミ)

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