日々起こるニュースを、視聴者に正確に伝えるアナウンサー。正しい言葉遣いや漢字の知識が求められる職業なだけに、“恥ずかしすぎる”漢字の読み間違いをして、視聴者からバッシングを受けることもある。

フジテレビ久慈暁子アナウンサーがその一人。

 5月13日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)では、女子アナチームVS男子アナチームVS世界選抜チームに分かれて、ゲーム対決が行われた。漢字の読み書きを答えるゲームの中で、女子アナチームに所属する久慈アナに出された問題は「弔辞(ちょうじ)」の読み方。「何だっけ?」と戸惑った久慈は、「いんじ、いたむ」などと連続不正解した揚げ句、「わからない」とパニック状態に陥りそのままゲームは終了。

「常識問題の不正解に、ネットユーザーからは『久慈アナを雇ったフジが恥ずかしい。アナウンサーのタレント化をいい加減やめたらいいのに』『結局は“顔だけ”採用』といった辛辣な声や、5月10日発売の『フライデー』(講談社)に東京ヤクルトスワローズ・原樹理投手との熱愛を報じられたことから、『野球選手と熱愛する前に、漢字の勉強をしたら?』とさまざまな意見が飛び交いました」(芸能ライター)

 フリーアナウンサーの岡副麻希も簡単な漢字の読み間違いをして、批判を受けたことが。

 17年2月3日放送の『めざましテレビ』(同)の中で、岡副アナのとんでもない誤読がスタジオを凍りつかせた。この日は節分ということもあり、メインキャスターの三宅正治アナウンサーから「今年はどの方角を向いて恵方巻きを食べるのか、わかりますか?」と話を振られた岡副アナ。「北北西(ほくほくせい)」が正解だっただが、岡副は「きたきたにし」とまさかの珍回答。共演者が騒然とする中、岡副アナは「東が右なので、左で、斜め75度」ととんちんかんな説明を続けた。

「小学生レベルの漢字も読めなかったことで、ネット上からは『狙ってるのか知らないけど、見てて本当にイライラした』『朝から不快。非常識にも程がある』『バカキャラのタレントじゃないんだから、漢字ぐらい読めて当然』と大ブーイングが巻き起こることに」(同)

 また、フジテレビの生野陽子アナウンサーも同様のミスで、非難されたことがある。


 11年10月29日に都内で行われた映画『ステキな金縛り』の公開初日挨拶で司会を務めた生野アナ。各地で行われた試写会について質問をしようとした生野だが、「上映」を「“えいじょう”はいかがでしたか?」と、誤読。現役アナウンサーの失態に会場には笑いが起こった。その後、公開記念特別ドラマ『ステキな隠し撮り』(同)の放送を告知する際には「ステキな“かくしばり”」とさらに読み間違いをした。

「会場は笑いに包まれたようですが、ネットユーザーからは『タレント気取りだからじゃない?』『実力より顔で選ばれた結果がこれ』『誤読というより常識がなさすぎる』といった批判のコメントが続出しました」(同)

 誰にでもミスはあることだが、あまりにも常識からかけ離れた漢字の読み間違いには批判が集まるようだ。
(立花はるか)

編集部おすすめ