カラテカ・入江慎也ら吉本芸人が、詐欺グループの忘年会で“闇営業”をしていたという「フライデー」(講談社)の報道で、雨上がり決死隊宮迫博之へのバッシングが強まっている。同誌発売後、宮迫はTwitterに謝罪文を投稿したが、「スタッフから送られてきた内容をそのままスクショ投稿しただけでは?」という疑惑が浮上し、ネットを中心に大炎上。

所属の吉本興業としては、この件をはじめとして、タレントによる不正行為、特に反社会的勢力との交際が明るみになれば、「かばう意向はない」(テレビ局関係者)のだという。

 報道によれば、宮迫をはじめとした複数の芸人が、入江の仲介で詐欺グループの忘年会に参加。「フライデー」発売に先駆け、一人だけ吉本の契約を解消された入江には“スケープゴート説”がささやかれているが、吉本サイドは、ほかの芸人らにしても「入江と同じレベルの行動をしていた場合、一発アウト」と考えているようだ。

「入江には釈明の余地も与えられず、すぐさま『契約解消』を宣告されたと聞いています。吉本は、島田紳助が引退した2011年以降、自社のタレントが反社会的組織などブラックな人脈とつながることに、特に過敏になっていて、会社としても新規の取引先に対しては、数カ月に及ぶ調査を行って、安全かどうかをチェックしているほどだとか。宮迫にしても、当人は『何も知らない。ギャラも受け取っていない』としていますが、今後もし決定的な証拠が出てきた場合は『毅然とした対応を取る』としています」(同)

 また宮迫は、入江との交流において、以前から関係者の間で眉をひそめられていたという。

「二人は公私にわたる“師弟関係”で、かりし頃にはそろってクラブに繰り出し、女性をナンパする日々だったそうです。入江は若手時代、先輩芸人たちから“女性調達係”のように扱われていて、深夜だろうと呼び出しがあれば、都下の自宅からすぐ原付きに乗って馳せ参じ、女性たちを集めていたといった話も耳にしています。こうした入江の姿勢が、人脈を広げる術につながったのでしょうが、この行動も現在の倫理観では完全にアウト。当時、入江に世話になったという芸人たちは、ビクついているんじゃないですか」(吉本芸人)

 先の忘年会に参加した芸人勢も、ギャラは受け取っていなくとも、入江から別の形で“報酬”を受け取っていた可能性も否めない。果たしてこの騒動は、入江への処分だけで収まるものだろうか。

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