ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。
18日に配信されたのは「Travis Japan【鎌倉グルメ】空腹で白熱!テイクアウト以心伝心!!」(再生回数は26日時点で21万台)。神奈川県・鎌倉の観光スポット「小町通り」を舞台に、テイクアウトグルメ対決を行っている。これは、今年3月公開の「Travis Japan【竹下通りパニック?】食べたい物を当てる以心伝心」の続編で、“親”が何の食べ物を買ってくるのかをほかのメンバーが当てる以心伝心ゲーム。ちなみに、11日配信のジェットブレード対決で最下位になった宮近海斗は、仕切り役にもかかわらず、「語尾に『だわさ』をつけてしゃべる」という、ちょっと間抜けな罰ゲームを実行中だ。
まずは小町通りを歩き、テイクアウト可能な商品を下見。宮近、中村海人、松倉海斗の“トリプルカイト”と、川島如恵留、七五三掛龍也、松田元太、吉澤閑也の二手に分かれて散策していった。1分55秒頃は、カメラのアングルのおかげで、“中村との疑似デート気分”が一瞬味わえる場面も。トリプルカイトは、うなぎたっぷりのうまき、生しらす丼、しらすたい焼きなどをチェック。後ろを歩く4人は、しらすまん、海鮮串焼き、鮎塩焼き……といったおいしそうな商品に目を奪われていた。この日の彼らは朝8時に集合後、ほぼ食事をとっていないといい、川島は「おなか空いてる時にこれ見せるのって、ギルティ(罪)じゃない?」と、企画への不満をポロリ。
しかし、吉澤や松田は「ギルティ」の意味がわかっておらず、松田に至っては「胃袋ギルティ侍」とのパワーワードを生み出していた(なぜ侍?)。以前の竹下通り編は松田&中村で終了したため、1番手の親は七五三掛に決定。
30秒の質疑応答タイムが設けられ、七五三掛が「ガッツリ食べたいけど、甘い系はたぶん俺、ノー!」と、自身の心境を告白。七五三掛が買い物に出かけ、ほかの6人はロケバス車内に移動して各々の予想を発表。宮近のみ「ハンバーガー」を選び、松倉が「生しらす丼」で、松田、中村、川島、吉澤は「しらす丼」と書いていた。ここで、川島が「松倉海斗は、生しらす丼限定なんですよ。釜揚げになってた場合は生しらす丼ではない」と切り出し、「いいんじゃない?」(中村)「逆もあるだわさよ。そっちも言ったってことは、そうなるだわさよ」「生しらす丼買ってきた場合、しらす丼食べれないよ」(宮近)「でも、しらすはしらす全般のことだから」(川島)と、「生」か「釜揚げ」かを巡り、どこまでを正解とするのかの論争が勃発。
小競り合いの発端となった松倉が「じゃあ、いいよ! 俺は戦うよ!」と張り切るも、松田は進行の川島に向かって「待って、待って!」と、抗議。「いいから、もうその……」(中村)「仲間割れはやめよう」(松田)「そうそう、やめよう」(中村)と、細かいルールを設定したがる川島に意見した。結局、話し合いの末に「そこは厳しめにいきたい」となり、再回答タイムに。吉澤だけ「生しらす」に変え、七五三掛の帰りを持ったのだが……。
次の親・宮近は「(食べたいものは)バスの中で話してる」「甘くない」「片手で食える」と有力なヒントを提供。松倉は「しらすたい焼き」、川島と吉澤が「しらすまん」で、中村は「しらすまん」「しらすたい焼き」の2つを記入したものの、迷った挙げ句、「しらすまん」に絞った。結果、宮近が持ってきたのは、「しらすたい焼き」で、松倉が2連勝。中村は1回目のしらす同様、2択で間違った方を推すという、なんとも不運が続いている。3人目の親は松倉で、「しょっぱい」「意外とコンパクトだった」の言葉を聞き、一緒に小町通りを巡った中村&宮近が「玉子焼き(うなぎのたっぷりのうまき)」をイメージ。実際に2人は正解し、中村は初めてご褒美に食らいついた。
残るは川島&吉澤となったところ、今回も時間の関係で打ち止めに。ちなみに今回の動画に関して、ファンの間では、8分58秒頃の松田の言動が話題になっていた。松田がお尻で自分の私物を踏みそうになり、隣の宮近が教えてあげたシーンについて、「元太のポケットから落ちたのは煙草?」と、一部ファンが指摘。しかし、これはどうも松田が前半でかけているサングラスだったようで、「みんな元太のサングラスをタバコと勘違いしてて笑える」「元太くん、タバコ説って出たからYouTube見たら、ただお尻でサングラス踏みかけただけじゃん」「なんで元太がタバコ隠したみたいになってるの。
19日の動画は「SixTONES【10万円アポなし旅】1泊2日弾丸バスツアー第3弾!」(再生回数は配信後1週間で59万台)。予算10万円、1泊2日のアポなしバスツアーの3本目で、今回はメンバー念願の静岡・富士サファリパークでのロケの模様を公開している。冒頭、抜群に可愛い高地優吾の「レッツゴー!」で始まり、6人は天井も金網張りのスーパージャングルバスでサファリゾーン巡りへ(BGMはSixTONESの『Jungle』)。餌を受け取り、まずはクマゾーンに突入。すると、近寄ってきたクマが彼らのバスに飛び乗り、天井を“闊歩”した。松村は「この辺が撮りやすい?」と、「Jr.チャンネル」のカメラマンにも気を配りつつ、頭上のクマに餌やり。
クマはバスの上で休憩するほどリラックスモードだったが、餌やりタイムが終わったと察知したのか、慎重に後ろ足から降りてバスを離れた(めっちゃ空気読めるやつ)。迫力満点な百獣の王・ライオンに興奮したほか、タイガー、ゾウ、チーターといった多くの動物たちを鑑賞。キリンが目の前に現れた際は、松村が「これ見ると、やっぱ恐竜っていたんだろうなって思っちゃうな」と、しみじみつぶやいた。また、田中樹は顔が大きいというアメリカバイソンに絡めて、「あの赤ちゃんだったら、まだ深澤くん(Snow Man・深澤辰哉)の方が顔デカいわ」と、ボソリ。
バスツアーが終わり、パーク内でさまざまな動物とふれあうSixTONES。一見、ウサギに似ているネズミの仲間・マーラに影響を受けたジェシーが松村に甘える一幕も(6分57秒頃)。5月配信の「SixTONES【初めての朝活】鹿に囲まれ大ピンチ!?」と同じく、大きい動物が苦手な田中はカンガルーにビクビクしていた。一方、森本慎太郎が手に餌をのせてあげると小さなカンガルーが幸せそうに食べ、大きいカンガルーも手懐けるなど、“動物たらし”ぶりを発揮。個人的には、森本×カンガルーの交流がこの動画内で一番の癒やしポイントだ(7分15秒~57秒頃)。
松村も「こういうタイプの顔、好きは好きなんだよ。うちの犬がこういうタイプだからさ」と、カンガルーがお気に入りながら、「スゴい申し訳ないんだけど、この白T(シャツ)さ、安くないから離れてくれる?」と、現実的な理由で突き放した(しかもカンガルーが松村の股間にガッツリとタッチしている)。その後も、ポニーの乗馬体験(京本&森本)や、生後1カ月の赤ちゃんライオンを抱っこさせてもらい、何のゲームもなくサファリパーク内を“普通に満喫”するあたりがSixTONESならでは。ほかのグループだと罰ゲーム付きのクイズ対決があってもよさそうなロケだが、SixTONESのコメント力、リアクションの面白さで、10分以上の動画は視聴者に飽きさせることなく、成立していた。
最後にお土産屋に寄ると、京本、森本、ジェシーが6千円のぬいぐるみを高地におねだり。可愛さに負けた高地が旅の資金を分け与えた瞬間、サングラスをかけて見るからにイカツイ田中が無言でフリーズ。
20日に配信されたのは「美 少年【先輩に怒られる?】ジャニーズJr.チャンネルクイズ」(再生回数は26日時点で26万台)。タイトル通り、自分たちの企画をはじめ、ほかの4グループの動画に関するクイズ企画に挑んでいる。冒頭でメンバーは「これヤバいんじゃない? だって先輩の動画とか、やっぱりわかんなかったら……」(浮所飛貴)「ヤバい、ヤバい!」(佐藤龍我)と話し、イマイチ自信がない様子だった。「第1回の動画で最初にしゃべったのは?」「(最初のおバカ実験で)自分が振った卵の回数は?」という美 少年にまつわる問題ですら、6人同時正解とはいかず。第3問「有名人のそっくりさん企画 見つけたのは(Sexy Zone)中島健人くんと誰?」の正解VTRが流れた際は、最年少の金指一世について、「金指ちっちゃ!」「髪ながっ!」と、変貌ぶりに驚いていた。
以降、メンバー別クイズにて4連覇した浮所が珍しく外しまくり、佐藤や那須雄登は記憶力が良いのか、順調にポイントをゲット。那須は解答に悩んで謎の足上げポーズ(4分26秒)、不正解で足をバタバタさせる(6分13秒頃)など、体を使ったダイナミックなリアクションも。第7問は「全グループの中で最も再生回数が多いのは?」(パフォーマンス動画を除く)で、ここは企画こそバラつきがあったものの、全員がSixTONESを選択した。実際は260万回以上を記録している「SixTONES【Mr.ズドンがやって来た】みんなで一緒に楽しもう!!」(4月公開)で、見事に当たった“うきなす”(浮所&那須)コンビは立ち上がって「ズドン、ズドン……」の舞を披露。
Snow Manの問題では、浮所が「佐久間(大介)くんに牛カツ連れて行っていただきました。
第10問は「SixTONESの早泣き選手権 1番早かったのは?」だったが、岩崎&浮所は真っ先に余裕をのぞかせる。岩崎と金指がジェシー、佐藤と浮所は京本、藤井が松村、那須は森本と予想した。ジェシーだと確信する岩崎は正解なら5ポイント、不正解だとマイナス5ポイントの条件に乗っかり、「俺は自信あるぜ!」と、豪語。ところが、最初に泣いたのは誰一人として名前を挙げなかった高地で、岩崎は一気に0ポイントになってしまった(忘れ去られた高地が可哀想)。後半戦は次週に持ち越しとなり、予告によれば最下位・岩崎の“逆襲”が始まるとのこと。さらに、エンディングでは那須が「この前、うれしい出来事がありまして。ジェシーくんに『全然連絡してこないじゃん』って言われたんだよ~! うれしいでしょ~! ホントに、ご飯お願いします!」と、声を弾ませていた。
21日の動画は、HiHi Jetsが新横浜ラーメン博物館でロケを敢行した「【ガチ対決】激旨ラーメンを食すのは誰!?」(再生回数は26日時点で20万台)。高橋優斗以外の4人は初めて来たそうで、昭和33年の街を再現したノスタルジックな世界にビックリ。今回はラーメンをかけた3本勝負となるが、前週のバッティング対決で“好きなラーメン食べられる券”を獲得した高橋と井上瑞稀は気楽に構えていた。これまでのグルメ対決を振り返り、橋本涼は「比較的食べられない数、多いですからね、僕。だいたいの勝負負けるから」と、意気消沈。実際、1勝7敗のボロ負け中なんだとか。
1品目は「醤油らぁ麺」(支那そばや)で、ミニゲームの勝者1人のみ食べられるという。「Hで始まる英語を書け! 一番文字数が多い人の勝ち!」とのお題に対し、アメリカで放送されたテレビ映画『High School MUSICAL』の17文字(スペルもバッチリ)を書いた猪狩蒼弥がラーメンをゲット。欲望に負けた高橋はさっそく例の券を使い、「ごめんね」と言いつつ、作間龍斗にラーメンのニオイを嗅がせた。いやらしい高橋は、なおも隣に座る作間に麺を近づけて自慢。テロップでは「ゆうぴーのお家芸『勝者のじらし飯』」と、命名されていた。作間も殴るポーズで応戦していると、一連の高橋の言動を目にした井上は「とことん性格悪いな、マジで!」と、バッサリ。
2試合目は豚骨スープの「王様ラーメン」(こむらさき)。問題は「HiHi Jetsの動画で1番再生回数が多い回は?(ダンス動画以外)」で、「【無音ダンス】持ち歌なら目隠しでも踊れます?!」(昨年11月公開)を選んだ橋本、井上、高橋が正解。3人でじゃんけんすると、勝負に弱い橋本があっさりと1人だけ負けてしまった。ここは高橋が勝ち抜き、「やっぱ人生って、意外と思い通りいくもんだよね」と、見るからに調子に乗る始末。しかし、本店の熊本以外で「支店はここだけ」と知り、井上は2店舗目にしてラーメン券を活用した。作間は先ほどの高橋だけでなく、今度は井上にも美味しさをアピールされ、思わず「こっち見んなよ……」と、苦笑い。
視聴者にとっても“飯テロ”動画だが、せめてもの救いは、勝者の高橋が「ほどよくこってりなんだよね」「(ニンニクチップが)麺に絡むのかな。ほどよく絡んでる」など、きちんと食レポしていること。これで“食べているだけ”なら、ただただ腹立たしく見えてしまうものの、高橋は2杯とも味が伝わるように自分なりの感想を述べており、筆者はその姿勢に好感を抱いた。そして、ラストはドイツ発で、日本初上陸の「無垢-muku-ツヴァイテ」(無垢ラーメン)を賭けた対決。「『は』で始まる1番長い日本語を書いた人が勝ち」のお題に対し、「はんばーがー」(作間:6文字)「はいすくーるすちゅーでんと」(橋本:13文字)「はろうぃーんぱーてぃーぜんやさい」(猪狩:16文字)「はっせんきゅうひゃくきゅうじゅうえん」(井上:18文字)と答えが出る中、高橋はイリオモテヤマネコと間違えたのか、「はりおもてやまねこ」と、記した。
合格判定をもらった井上が優勝し、橋本&作間は最後まで1杯も食べられずに終了。つい数分前、意地悪する高橋に向かって「とことん性格悪いな」と毒舌を吐いたわりに、作間にチャーシューのフェイントをかける井上(12分46秒頃)。作間は「世の中の厳しさ……」を痛感した一方、ポジティブな橋本は「今後も(連敗記録を)更新していきたい」と、前向きに受け止めていた。
Snow Manの動画は、プロモーション動画の「【大惨事?!】スベったメンバーは恐怖の極寒体験風呂へ!」(22日公開)と、通常分の「【クリアなるか?】色んな靴でボトルキャップチャレンジ!」(24日公開)の2本が配信されている。1本目は温泉アミューズメントパーク・箱根小涌園ユネッサンとのコラボレーションで、この夏に登場する「ユネじろう博士の大実験 恐怖の極寒体験風呂」のPR企画。極寒風呂に入るメンバーを決める大喜利選手権を行ったが、今回は全編にわたって佐久間&向井康二のバラエティコンビが大活躍を見せている。
まず、同所に来た経験があるメンバーを確認すると、佐久間は「俺、なんだったら阿部ちゃんと2人でも来たことある」と明かし、宮舘涼太は「俺も来たわ。野澤と」と、Mis Snow Man時代のメンバー・野澤祐樹の名前も。深澤は「俺はたぶん(岩本)照と行ってる」と、阿部&佐久間に続いてメンバー同士で訪れたそうだ。水着に着替えたメンバーは「一番スベったメンバーが極寒風呂へ 極寒大喜利選手権」にチャレンジ。最初のお題は「アイドルが言わなそうな一言」で、向井は思わず「テーマ、温泉かかってないやん!」と、ツッコんだ。
ここで筆者がお気に入りだったのは、ラウールの「つめあかおいしい」。「お金貸して」(深澤)「決め顔が苦手です」(岩本)「笑顔がきらい」(宮舘)といった“生々しさ”を表現した3人に比べて、想像するだけでも気持ち悪い解答はセンス抜群だと感じた。佐久間が「トイレどこ?」と書き、向井はステージ上のミニコント付きで「どんぐりころころどんぐりこ」とボケるも、周囲は冷え切った空気に。第2問の「遅刻した言い訳を考えてください」に移ると、「はい!」と挙手した向井は「一人だけペンやねん。細いペン。だから書けへん」と、目黒蓮がボールペンを持たされている点をイジった。どうりで3分27秒頃の「クソが」の文字が全然見えないと思ったら……。
一方、岩本は「Snow ManのYou Tube見てた」と書こうとしたはずが、「You TUNE」になっているという天然なボケも。結果、極寒風呂行きは積極的に答えていた佐久間&向井になり、判定役のユネッサンスタッフ・田中さんが「体はいっぱい使っていただいたんですけど、中身が面白くなかった」と、端的にダメ出しした。「温かいのに寒い!? 不思議な極寒風呂」に入浴してみると、“魔法の液体”が上半身や股間に直撃したのか、大騒ぎする2人。耐えかねた向井が立ち上がった瞬間、ペンで腹筋を描いた腹部がお目見え。小ボケを仕込んだものの、それを詳しく説明する余裕もないほど、悶絶していた(そういえば向井は2分頃に岩本のおなか周りをチラ見し、自分の体と見比べていたような……)。
佐久間に至ってはウォータースライダーで逃亡してしまい、2人の戻りを待つ間にほかのメンバーは極寒風呂と本格コーヒー風呂を満喫。佐久間の暴走について、長く一緒に活動しているメンバーは「たぶんね、あいつが自分が肌弱いってことに気づいてない」(渡辺翔太)「佐久間ってやっぱさ、あいつ気持ちで生きてるから。気持ちで生きすぎて体がついてこない」(岩本)と、分析していた。魔法の液体を直接肌にかけたためか、帰ってきた佐久間の肌がやや赤くなっているように見えたのは、筆者だけだろうか……。
そして、もう1本の通常回は、SNSで大流行した「ボトルキャップチャレンジ」(ゆるめたペットボトルのキャップを回し蹴りで開けるもの)のアレンジ企画。冒頭はいつも通り、深澤が仕切り始めた後、「ということで今回は……」と、MCを奪うラウール。懐の深い深澤は「ラウールやっちゃおう!」とチャンスを与え、ラウールが「成功した順にお昼ご飯! ボトルキャップチャレンジ!」と、進行を引き継いだ。しかし、口が回っていない&カンペ丸読みで「向井」と呼び捨てにしてしまうなど、グダグダになり、あっさりと深澤にバトンタッチ。自分の横でボソボソつぶやいている宮舘、相変わらず元気いっぱいの佐久間……と収拾のつかない状況に対し、深澤はついつい「今日うるせーな! みんなマジで!」と、思わず本音が。
今回のボトルキャップチャレンジは普通の靴で取り組むのではなく、BOXからクジを引き、指定された靴を履いて挑むとのこと(タイムリミットは1時間)。それぞれ、スパイク(向井)、長靴(渡辺)、スリッパ(ラウール)、ローラースケート(佐久間)、ビーチサンダル(岩本)、足袋(阿部)、裸足(目黒)、赤いハイヒール(宮舘)、下駄(深澤)に振り分けられた。1人目、ムエタイ経験者の向井はキレの良い回し蹴りを見せながらもペットボトルごと蹴って失敗し、ローラースケートの佐久間もかすった程度。阿部、岩本、渡辺、宮舘とミスが続く中、個人的に面白かったのは、5分59秒頃の「はだしの目黒、はぐろ!」(ラウール)という発言。ガヤの合間でサラリと出ただけに、周りは特に誰も「はぐろ」を広げなかったが、筆者は前述の大喜利同様にラウールの独特なワードチョイスにハマってしまう。
1巡目は、さほど力を入れていなかった深澤が楽々とクリア(カッコいい)。2巡目は向井が回し蹴りの予行練習をしていると、ラウールが「頑張れおさむ!」と、応援(向井だから?)。これが効いたのかはわからないが、向井は2回目で達成し、岩本もキレイなフォームで成功した。また、3巡目に宮舘がしくじった際は、何やら勢い余ってNGワードを口にした模様。規制音が入っていたため、実際の単語は不明ながら、深澤や阿部らが「ダメ、ダメ!」と、慌てて制止していた(Fで始まる4文字?)。5~6巡目は誰も勝ち抜けせず、7巡目の段階で制限時間は残り30分。岩本に「半回転して、(キャップを)見てから。見てから蹴った方がいい」とアドバイス受け、渡辺がようやくヒット。この助言が響いたようで、宮舘、目黒、佐久間も相次いで終了した。
最後はラウールと阿部の決戦となり、8巡目でも上がれなかった阿部はKAT-TUN・中丸雄一を彷彿とさせる表情でポカーン(13分59秒頃~)。泥仕合の末、10巡目で阿部が抜けると、ラウールも13巡目でやっとキャップが開き、制限時間以内に全員が昼食のお弁当にありつけたのだった。再生回数は1本目が44万台、2本目は35万台。
(中村チズ子)