2012年からフジテレビで放送が開始され、現在最新シリーズ東京編が、Netflixで先行配信中のリアリティ番組『テラスハウス』。見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録するという内容で、そこで繰り広げられる恋愛・友情模様に、多くの視聴者が虜となり、特に一昨年から昨年にかけて放送された軽井沢編『テラスハウス OPENING NEW DOORS』は、米「TIME」誌が発表した『2018年のベストテレビ番組10(The 10 Best TV Shows of 2018)』で6位に選出されるという大快挙を達成した。

 テラハファンの間では“シリーズ最高傑作”とも称されるこの軽井沢編は、現在でもNetflixで視聴可能。そこで今回、サイゾーウーマンで過去に配信した軽井沢編のレビューをもとに、「名場面」をプレイバックしていく。特に注目を集めたメンバーは、モデルの島袋聖奈(しまぶくろ・せいな)、パイロット志望でモデルの石倉ノア(いしくら・のあ)、会社員の河野聡太(こうの・そうた)、大学生の田中優衣(たなか・ゆい)、1年生の木佐貫まや(きさぬき・まや)、モデルの谷川りさこ(たにがわ・りさこ)、元プロサッカー選手の福田愛大(ふくだ・あいお)、4人組ロックバンドのゲスの極み乙女。のベーシスト・“休日課長”こと和田理生(わだ・まさお)。

聖奈&ノア~テラスハウス史上最高に生々しい!? モデルカップルの「騎乗位キス」
 軽井沢編で3年ぶり4度目のテラハ参戦となったモデルの聖南は、パイロット志望のモデル・ノアと恋仲に。デートで暗がりのバーに入ると、酒癖の悪い2人は見事に酔っ払い、音を立ててキスを始める。

それは終わる気配がなく、聖南はついにノアの膝にまたがる騎乗位スタイルで、ベロベロやり出したのだった。その長さに、スタジオのトリンドル玲奈も「キスに飽きた」と呆れ気味。タクシーに乗り込むと、ノアは「すみません、近くのホテルで」。テラハ史上最高に生々しいシーンが生まれ、ネットには「気持ち悪い」とドン引きの声が噴出していた。

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聡太~「自意識過剰な中学生感」テラスハウスメンバーも「え?」
 IT系会社員の聡太は、25歳にしてバツイチ子持ちなのだが、自意識過剰な中学生男子感が漂う人物。ドライブに誘われただけで「え? 足ってこと?」、ジェラートをジェラと略した若者に「ジェラートね。

ジェラって何?」など、いちいち面倒くさい発言をしてくるのは、いきがった中学生を思い起こさせる。さらに、自分がバツイチ子持ちであるという告白の仕方にも一癖ある。会話の中に「俺、〇〇の歳には子どもいたね」という決め台詞をさらりと仕込み、相手の「え?」を引き出してドヤ顔を見せる。「中学時代、こういう子いたわ~」と、人を酸っぱい気持ちにさせることのできる、貴重な25歳として注目を浴びた。

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聡太~「自意識過剰なデートの誘い方」にテラスハウスメンバーが戦慄
 聡太は、その独特なデートの誘い方でも注目された。狙っているモデルのりさこと2人きりになると、「良かったら全然、俺のメガネ選ぶデートに誘っても、全然。

俺に似合うメガネを選ぶ会を」と言い出し、どうやらデートに誘いたいが、「いつでも追われる俺!」という自意識が邪魔をする様子。利沙子が「どういうこと?」と困惑していると、聡太は「違う違う、俺のメガネを選ぶっていう? そういうデートはすぐ作れるんで、直近で。直近でデートを作るとしたら俺のメガネを……みたいな会はある、全然。一応そこの席は空いてるんで。タイミングが合えば」と上から目線で続け、利沙子をドン引きさせた。スタジオの山ちゃん(山里亮太)にも「聡太先生!」「天才」「喜劇王の誕生」「嫉妬に狂いそう」と言わしめる名シーンとなった。

(詳しくはこちら)https://www.cyzowoman.com/2018/12/post_211333_1.html

聡太~テラスハウス史に残る「自意識過剰で失恋」の妙味 
 自意識過剰からくるオモシロ行動で「天才喜劇王・聡太先生」の異名を取った聡太は、「俺に似合うメガネを選ぶ会」という名のデートにりさこを誘うも、「聡太くんは自分に合うメガネを自分が一番わかってそうだから、りさこが会に参加しても無駄だな~って。迷ったら写メ送って」と、テラハ史に残る無残なお断りをされてしまった。プライドが許さない聡太は、「うん、たぶん(写メは送らず)自分で買ってくると思うけどね。オーケーオーケー、了解しました! ……っていう話だけなんで」と余裕ぶる。その様子を気まずそうに見守っていたほかの女子メンバーに気付いた聡太は、「違う違う、いつ行くか決めてなかったから『行ける日あんの? ないならないで自分で買うよ~』みたいな話でした!」と言い訳し、「ワハハハ」とむなしい笑い声を上げながら去っていった。その後、りさこ以外に、専門学生のまやにもフラれた形となった聡太は、突然テラハ卒業を決意。

「これ以上は俺のイメージを壊せない」と判断したのだろうか。

(詳しくはこちら)https://www.cyzowoman.com/2019/01/post_215683_1.html

優衣~テラスハウスNo.1「清純キャラ」大崩壊までの“伏線”
 堂々と「処女」を宣言してテラハ入りした大学生の優衣。当初は、テラハNo.1「清純キャラ」として視聴者の間でも人気があったが、ある事件によって、そのキャラが大崩壊した。りさこと結託し、まやをハブっていた優衣だが、今度はりさこの陰口で、まやと意気投合。2人は女子部屋で「りっちゃん(りさこ)はテラスハウスに本心で住んでいないように見える」と、りさこを責め始めた。なんでも、りさこは入居当初、元サッカー選手の愛大に「カメラが回っていなところで『次のデートで手つないでいいよ』と言っていた」という疑惑があり、つまり、りさこがカメラの回っていないところで、愛大に「二人の恋が進んでいると思わせる演技をしよう」と持ちかけたのではないかというのである。

しかしその後、優衣がカメラの回っていないところで、愛大とキス、さらにセックスにまで及ぼうとしていたことが明るみに。そのことをりさこから問い詰められるという“ド修羅場”に発展した。

(詳しくはこちら)https://www.cyzowoman.com/2019/02/post_219240_1.html

まや~テラスハウス最終回で不安になった「まさおの失恋」に爆笑する人間性
 軽井沢編には、ゲスの極み乙女。のベーシスト・まさおも参戦。りさこに恋をして、夜景のきれいな港で「付き合いたい、大好きです」と告白をするが、「まさおさんが気持ちを伝えてくれてからずっと考えてて、今の今まで、さっきのさっきまで考えてて。でも……何回も考えてんけど、まさおさんのことを恋愛感情で見ることができひんかった」と振られてしまう。翌日、テラスハウスに帰ったまさおは、まやに失恋を報告。まやは「え、振られたの~? アハハハ、めっちゃ笑っちゃった! アハハハハハ!」と、なぜか爆笑。まさおが「振られた瞬間に汽笛が鳴ったんだ」と続けると、「え、めっちゃおもしろ~い! アハハハハ!」とはしゃいでいた。まやの脳内が心配になる。だが“いい人”まさおは、「すっきりしたかも」と微笑んでいた。まさおに素敵な人が見つかることを祈らずにはいられない。

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