CMやSNS等でも話題沸騰中のAmazon Prime Video独配信中の、リアル婚活サバイバル番組の『バチェラー・ジャパン』シーズン3。3代目バチェラーの友永真也氏は、最後に残った女性へ渡すため、世界に一つしかないオーダーメイドの指輪を用意して参加するほど、結婚への強い意気込みを感じさせていました。そして20人いた女性たちをふるいにかけ、第11話で、ついに水田あゆみさんを選んだバチェラー。ですが、まさかの話はここで終わらず、“バチェラー史上初”のドタバタ展開に! 

 『バチェラー』シリーズのファンとしては、最終話を迎えるまでの間、「あんなにお気に入りに見えたのに、なぜ!?」と納得のいかないお別れ劇もありましたよね? 

 今回はお別れとなってしまった女性たちへの本心を、バチェラー・友永氏に根掘り葉掘りと聞いてみました。

(第1回:(3代目バチェラー・友永真也、激白! いま明かす「女性の本性を暴くため」とった行動とは?)
(第2回:3代目バチェラー・友永氏、1~6話を本人が解説! “乳首責め”“バツイチ告白”を受けた本音は?)

 

3代目バチェラー・友永氏、「彼女とお別れした理由」激白! あ...の画像はこちら >>
渦中のバチェラー、友永氏が語る!

お別れした人たちの理由

 第1話では5人、2~4話は2~3人、5話以降は1人と各回で女性が脱落していきますが、バチェラーと過ごす時間が長くなるほど、ローズセレモニーでのお別れの儀式は毎回ヘビーになっていきます。涙を流して別れを惜しむ彼女たちを見ていると、「一体なにがダメだったの?」と思ってしまうことも。

バチェラー3・6話 濱崎麻莉亜さん

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 6話でお別れした濱﨑麻莉亜さんのことを、すごく気に入っているように見えたので、驚きました。水族館デートでは、かなり感情が入っているように見えましたが……。

「多分、映像だと僕の感情以上に気持ちが入っているように見えるかもしれませんね」

 ビズ(フランス式のキスをする挨拶)をたくさんしていたので、そのせいもあります。

「あれはフランスでは普通のこと。友達の彼女にもするし、何なら男性にする場合もあります。握手と同じような感覚なので、キスとは違いますね。彼女とは10歳の年齢差があって、ライフステージも違うし、なんとなく彼女の前ではカッコつけないといけない気になって、本当の自分を出せないんです」

若い女性を好む男性が多いなか、年齢差が重荷になる人もいるんですね。たしかに、年は近い方が楽な面があることは否めません。

バチェラー3・7話 中川友里さん

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 異例の『ローズセレモニー』前のお別れとなってしまった中川さんですが、7話でお別れをすることはすでに決まっていたのでしょうか?

「はい、彼女から話をされる前からお別れすることは決めていました。話をした時、彼女は“どっち”を選ぶのか本気で求めていたので、期待を持たせるのも申し訳ないし、彼女の出した答えがふさわしいと思いました」

 金髪でDJをしている中川さんについて、『バチェラー』シーズン1に出ていたギャルの“ゆきぽよ”にたとえていましたよね。女性陣の中では、見た目が派手なので、7話まで彼女が残っていたことを意外に思った方も多いと思います。

「彼女は良い意味でも悪い意味でも、裏表がなくてめちゃくちゃ素直で、そんなところに惹かれていました」

 でも、最終的には気持ちに答えられないと思ってしまった?

「彼女は精神的に弱い部分があるように思い、そこは気になっていましたが、一方でそこが魅力でもありました。ほかの方と比較して、相対的に考えたとき、彼女ではなかったということだったかもしれないですね」

 7話では、当初の20人から4人にまで絞られ、もう誰が落されても致し方ない状況になっています。

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 田尻さんが実はバツイチで子持ちだったことは、特に気にしないとのことでしたが、やはり息子さんと直接お会いしたことで気持ちに変化が生まれたのでしょうか?

「息子さんとは本当に会いたいと思ったし、いろんなことをたくさん、本当に答えにくいようなことも話して、仲良くなれたと思っています。でも、田尻さんの親御さんと話した時に、娘の話よりも孫の話が多くて、自分の心の準備が足りないことに気づいた」

 心の準備とは、父親になるということですか?

「そうですね。子どもを持つというのは、とても大きなこと。自分はまだ、子どもを持つというステージに行き着いていないと思いました」

 確かに、大きいですよね……。

バチェラー3・9話 野原遥さん

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 スカイダイビングやドライブインシアターなど、野原さんとはゴージャスなデートで楽しんでいました。お二人は、とてもお似合いに見えていましたが……。

「彼女については、すごくカッコいいなと思っていて。憧れ感が強くて、お互い距離を縮められなかった部分がありますね。双方に壁が1枚あって、平行線みたいな感じ」

 絵になる2人でしたが、お互いシュッとしすぎている感じはしました。

「彼女がシュッとしすぎているから、その横にはもっと合う人がいると思ってしまいましたね。僕、すごいだらしないところがあるのですが、自分のだらしないところを出せない気がしました。緊張感がいつもある感じですね。頑張ってしまうというか」

 ですが、8話で彼女の実家へ挨拶に行った際、農業をする姿を見て隙やギャップを感じませんでしたか?

「正直それはなかったですね。農業しててもカッコよかったですよ(笑)」

 ところで野菜嫌いなのに、あの時よくもぎたてのネギを食べられましたね。相当嫌だったのでは?

「相当嫌でした(笑)。でも辛くなくて甘かったので、何とかなりました。もぎたてのネギはおいしいと知りましたね(笑)」

 かくして、最終話まで残ったのは、山梨でぶどう農家を営む両親を持つ岩間恵さんと、元・北新地のホステスという水田あゆみさんの2名になりました。

 『バチェラー・ジャパン』シーズン1・2では、ファーストローズをもらった女性は最後まで残れないというセオリーがありましたが、今回は、ファーストローズを受け取った岩間恵さんが最終話まで残っており、“初のファーストローズ完遂なるか”と期待されます。

3代目バチェラー・友永氏、「彼女とお別れした理由」激白! あの発言の真意とは?(※ネタバレ)

 ちなみに、9話の最後では、岩間さん、水田さん、野原さんという3名の女性を紹介された友永氏のご家族が、全員一致で「水田さん」を好印象だと答えていました。しかし、友永氏は、その言葉を受けて初めて感情をあらわにしていましたね。

「“岩間さんが良いって思ってるのに”って言っちゃいましたね(笑)」

 やはり、ご家族だけに感情が出てしまったのでしょうか?

「そうですね。『今までのことを何も知らないのに、何言ってるの?』と思って(笑)。1~8話も見ているわけでもないし、少しの時間対面しただけで判断するなんて、無理だと思います」

 短時間で第一印象勝負の場では、コミュニケーション能力があって同じ関西弁の明るい水田さんにアドバンテージがあったのですね。そんな友永氏は、「好きになる方と好きになられる方と、どちらが幸せか?」とご両親に問いていましたが、シーズン1では「好きになる方(追いかける方)」、シーズン2では「好きになられる方(追いかけられる方)」をバチェラーは最後に選んでいました。

 一般的に、男性は追いかける(好きになる)方が好きなタイプが多いとも聞きますが、例外なく友永氏も、10話のスタジオトークで、野原さんとお別れした理由を聞かれた時に「追いかける方」が好きなことが判明しましたね。そして11話では、恐らく誰もが予想してたであろう岩間恵さんとお別れをし、水田あゆみさんを選んだバチェラー。ですが、その後、岩間さんを選び直すという“史上初”のドタバタ劇を展開することに!

 バチェラーといえば毎回、後半になればなるほど、お別れする女性を苦渋の思いで選択するシーンが見どころではありますが、今回は今までにない優柔不断さを感じました(笑)。ただ、最終話で岩間さんから「(好きかどうか)わからない」的なことを言われているので、最後に水田さんを選ぶバチェラーの気持ちもわかります。うーん。どうしてもモヤモヤが残ってしまう筆者ですが、お二人には結婚というゴールインまで果たしてほしいですね~!
(白戸ミフル)

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