ベロ出しって、どういう意味があるんだろ?

 ヤンチャ系の見た目や、トーク力の高さを武器に、現在のジャニーズJr.でトップクラスの人気を誇っている6人組ユニット・SixTONES。10月4日に放送された『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)内での“パンツを見せる”パフォーマンスが、ネット上で賛否両論を呼んでいる。

メンバー自身がズボンを何度も上げ下げして赤いパンツを露出する仕草について、ジャニーズファンの反応は「下品で気持ち悪い」「かっこいい!」と、真っ二つに割れてしまった。

 問題になっているのは、彼らの新しいオリジナル曲「RAM-PAM-PAM」。6人はゴム部分に「SixTONES」のロゴが入ったお揃いの赤いパンツを履いており、サビなどでリズムに合わせてチラ見せするシーンがあるのだ。しかし、これは衣装用の“見せパン”。9月に東京・日生劇場で上演された舞台『少年たち To be!』でも披露し、同舞台の会見でメンバーのジェシーは、「衣装の下着」だと話していた。

 そんな中、『ザ少年倶楽部』を見たJr.ファンからは「SixTONES、本当に気持ち悪くない? あんなのがジャニーズなの?」「曲はカッコいいのに振りが気持ち悪い」「下品すぎてマジでありえない。謝罪レベルでしょ」「下品で気持ち悪いからやめてほしい。不快だし、後輩にも悪影響」「曲がとても良いだけに残念」といったドン引きの声が続出。もともと、SixTONESは曲中に腰を振るダンスなどを取り入れ、色気を売りにしているグループでもあるが、今回は少し過激すぎてしまったのかもしれない。

「SixTONESのパフォーマンスを受けて、過去の似た事例を思い出したJr.ファンも少なくないようです。女性アイドルの例ではありますが、AKB48の楽曲『スカート、ひらり』(2006年発売)で、ダンス中にスカートの中のブルマが見えることなどから、一部で『パンツ見せ集団』と揶揄されたことや、乃木坂46の楽曲『おいでシャンプー』(12年)でメンバーがスカートを自らまくり上げる動きをして、批判が噴出、後に振り付けが変更になってことが掘り返されています」(ジャニーズに詳しい記者)

 しかし、対照的にSixTONESファンは「これを下品だと言う人は、単純に嗜好が合わない」「パンツ見せすぎなのに隠しきれない上品さ」「攻めのスタイル完璧じゃん。アイドルが王道じゃないといけないって誰が決めた!?」「これだけの独自性であの曲を歌いこなせるグループはジャニーズにそういない」「どのデビュー組とも被らない新境地」と、絶賛している。

 SixTONESといえば、2020年にSnow Manとの同時CDデビューを控えているグループ。人気が高い一方で、Jr.ファンの中でも一定数の“アンチ”が存在しているという。

「彼らは8月までYouTubeの『ジャニーズJr.チャンネル』を担当していましたが、参加している5組の合同企画において、他グループに対する言動がひどいと、物議を醸しました。主に田中樹や松村北斗らが後輩のJr.に無茶振りする様子がひんしゅくを買い、『ストは全然面白くない。むしろ邪魔』『ただのイジメ』『ストの高圧的な態度が嫌』と、ブーイングが飛び交ったんです。このほか、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系、9月5日放送)で、大先輩の嵐・櫻井翔をイジった場面は嵐ファンの間で大不評でした。舞台『少年たち』でも、劇中で松村が客席の後列に座るファンに向けて『後ろの人は徳を積まなかった奴ら』と発言し、『調子に乗ってる』と非難の声が相次いだばかりです。熱狂的なファンを擁していますが、その裏で着実に否定派も増えています。とはいえ、今回のパンツ見せパフォーマンスは、そもそもSixTONESを快く思っていないファンだけでなく、グループを好意的に見ている人ですらシラけさせてしまったようです」(同)

 また、10月6日放送の音楽番組『Love music』(フジテレビ系)で、近日公開予定のSixTONESの歌唱映像が流れた際、『ザ少年倶楽部』と同じ衣装を着ていたため、「RAM-PAM-PAM」を歌う可能性が高まっている。ネット上では「地上波でやるのはやめたほうがいい」「家族で見ると、気まずさしかない」と懸念の声も出ているが、今後は前述の指摘によって振り付けの変更は行われるのだろうか。

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