「民間から皇族へ!」“ニセ天皇”一族、セレブリティを巻き込んだデタラメ“家系図”【日本のアウト皇室史】

 皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「天皇」のエピソードを教えてもらいます!

「民間から皇族へ!」“ニセ天皇”一族、セレブリティを巻き込んだデタラメ“家系図”【日本のアウト皇室史】
自称「天皇」熊沢寛道とその一家。自身で経営していた「日の出や」の前で、アメリカ人記者の取材に答える。2階には、熊沢本人のものと思われるフンドシなどが干されてある(Getty Imagesより)

――前回から「偽天皇」について、お話をうかがっています。ここからは、たくさんいた「偽天皇」の中でも特に人気の高かった“熊沢天皇”こと熊沢寛道について、深掘りしていきたいと思います。まず、寛道の養父にあたる熊沢大然はどうして「民間から皇族へ」という見果てぬ夢を見るようになってしまったのでしょうか?

堀江宏樹(以下、堀江) 明治の末頃、熊沢大然は、熊沢一族に受け継がれてきた「伝承」に魅了されてしまったのです。それは「熊沢家は南朝の正統後継者であった、とある宮様の直系子孫であり、世が世であれば、天皇家になれていた」……という言い伝えです。

 ちなみに現在の天皇家は「北朝」の直系子孫にあたります。また、大日本帝国では、朝鮮や琉球の王族が日本の皇族と同等に扱われる例がありました。熊沢家に伝わる家系図のとおり、彼らが「南朝」の直系子孫であるとするなら、自分たちも皇族もしくは「準皇族」的な存在にしてもらえるのではないか……という野望をもってしまったとしても、致し方ないかもしれませんね。


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