ちょっと長めの夏休みかな?

 8月7日配信の「文春オンライン」で、女子高生2人と都内のバーで飲酒した後、そのうちの1人を高級ホテルに“お持ち帰りした”と報じられた山下智久について17日、ジャニーズ事務所は、一定期間の活動自粛を発表した。しかし、すでに復帰の時期や“初仕事”も内定しており、「秋には元気な姿を見ることができる」(レコード会社関係者)ようだ。

 山下、さらにバーに同席して厳重注意処分を下されたKAT-TUN・亀梨和也は、19日に、そろってジャニーズ公式有料携帯サイト「Johnny's web」に、会員登録しなくても閲覧できる形で謝罪のメッセージを掲載した。

「両者は、本来であれば今年、ユニット『亀と山P』として活動をしているはずでした。ところがコロナ禍の影響で、4月にリリース予定だったアルバム『SI』は発売延期に。また6月に予定されていた東京ドームコンサートも、中止が発表されています」(スポーツ紙記者)

 山下と亀梨は、2005年放送の連続ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の共演をきっかけに、ユニット「修二と彰」を結成。その後、17年には、連ドラ『ボク、運命の人です。

』(同)で再共演を果たし、「亀と山P」名義で、同ドラマの主題歌「背中越しのチャンス」をリリースした。そして今年、3度目の本格タッグを組むはずだった2人がスキャンダルの渦中に陥ったとあって、ファンの間には絶望的なムードも漂っているが、水面下で現在も「亀と山P」プロジェクトは着々と進んでいるようだ。

「コンサート開催は難しいかもしれませんが、秋のうちにはあらためてアルバムのリリース、またそれに伴うプロモーション活動が行われる予定です。つまり、山下の活動自粛期間は、長くても2カ月程度とみられています」(前出・レコード会社関係者)

 一方で、現在一部ネット上では、山下の処分発表に対し、疑問の声が噴出している。

「ジャニーズは公式発表において、未成年との飲酒同席は認めつつも、『年齢を偽っていた女子高生側にも問題があった』という点を強調し、ホテルでの“淫行疑惑”を完全にスルー。そして、テレビや新聞などジャニーズに近しいメディアも、同じく一連のスキャンダルをめぐる論調は、山下に対して厳しさを欠いたものばかりで、これにネット上では『山下に甘すぎる』といった指摘が飛び交っているんです。

なぜジャニーズやメディアが、山下を擁護しているかといえば、彼の早期復帰は決定事項、かつ、一連のプロモーションをすでに視野に入れているからでしょう」(同)

 果たして秋の「復帰発表」の時点で、現在のバッシングや批判的な声は、どこまで収束しているものだろうか。