“闇スロット通い”を報じられ、10月1日をもってジャニーズ事務所から契約解除された元ジャニーズJr.の山本亮太。そのまま表舞台を去ったが、11月14日にTwitter上で「この度山本亮太はTwitter、TikTok、YouTubeを開設します」と告知し、再始動を宣言した。
山本は、2001年にジャニーズ事務所に入所。M.A.D、They武道というJr.ユニットを経て、16年11月に宇宙Sixが結成された後は、個人でも舞台を中心に俳優活動を行ってきた。そんな彼が「違法闇スロット店に出入りしている」と、10月2日にニュースサイト「文春オンライン」が報道。同日、ジャニーズは公式サイトで「この度、山本につきまして、スロット店で賭博行為に及んでいたという重大な契約違反行為が確認されたため、弊社は、昨日をもちまして山本との専属契約を解除いたしました」と、公表した。
「この時、山本は舞台『川崎ガリバー once again』で主演を務めていましたが、事務所の発表を受けて全公演中止に。
ツイートのリプライ欄には「りょーちゃんがのびのびと活動できるようになってよかった!」「これから、いろんなりょーちゃんに会えるのを楽しみにしてるね」「踊ってる亮ちゃんが大好きだから、PVが見れてうれしかった。ずっと応援し続けたい」と、温かいメッセージが多数見受けられる。
山本が契約解除された後、宇宙Sixの松本幸大、江田剛、原嘉孝がジャニーズ事務所の滝沢秀明副社と話し合いしたところ、彼らから「今回のことの重大さを自分たちも認識しています。連帯責任なので、けじめとして解散という形をとらせていただけないでしょうか」と申し出があり、グループが解散した経緯がある。山本の記事がきっかけで宇宙Sixメンバーは別々の道を歩くことになったため、ファンとしてはまずお詫びの言葉が聞きたかったのだろう。
また、「山本亮太 『Re:BORN』PV」内の一部演出について疑問の声が出ている。PVは、山本自身が黄色のネクタイを外すシーンから始まり、5人のダンサーとともにダンスを披露した後、最後は並べられた6個の椅子を山本が見つめるという意味深な場面で終わる内容。
さらに、動画の概要欄に「元ジャニーズJrで人気ユニット『宇宙Six』の元メンバー山本亮太が電撃復活しセルフプロデュースデビュー!!!」と記載されていることを含めて、ネット上では「ファンだから“おかえり”とは思うけど、概要欄にジャニーズのことを書くのは違う」「ここで宇宙Sixの名前を出されるのはしんどい」「ジャニーズJr.、宇宙Six、黄色、6を捨てられない限りは、ただ過去の栄光にすがってるだけに見える」「宇宙Sixはあなたのせいで解散したんだから、過去の肩書に頼らないで、自分の力で頑張ってください」と、批判的なコメントが多く上がっている状態だ。
「ベテランJr.とあって根強いファンを掴んでいましたから、山本の再始動を喜ぶ人々もいる一方、明確な謝罪がない点や、『元ジャニーズと宇宙Six』をアピールしたこと、動画の“意味深”な演出などが反感を買ってしまった印象です。一番大事なスタートで敵を増やしてしまったのでは。ちなみに、動画の公開直後は、タイトルが“再生”を意味する『reborn』ではなく、『Re:BRON』と誤ったつづりになっていて、コメント欄で『早く直して』と指摘されていました。また、動画がアップされた14日午後6時に、舞台や演劇の情報を発信するサイト『ステージナタリー』が山本のSNS開設について取り上げ、本人がその記事の更新報告ツイートをすぐにリツイートしていたことから、舞台関係者のバックアップがあるのではと指摘する声も聞かれます」(同)
PVの再生回数は16日時点で4万台。