1月4日に放送されたバラエティ番組『ピン様×キリ様』(テレビ朝日系)で、ベテラン声優・浪川大輔が大ヒット中のアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)に出演していると紹介され、ファンから「この紹介の仕方、すごく嫌」「キメハラ!」と不満の声が上がっている。
同番組は、あらゆる分野の頂点にいる“ピン様”と底辺の“キリ様”を調査するという内容で、浪川は“声優界のピン様”として登場。 子役時代から吹き替え声優を務めている浪川は、国民的アニメ『ルパン三世』シリーズの石川五ェ門役をはじめ、『ハイキュー!!』の及川徹役や、『HUNTER×HUNTER』のヒソカ役など、数々のアニメに出演し、人気キャラクターの声を務めてきた。また、大物ハリウッド俳優の吹き替えも担当しており、代表作には映画『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などが挙げられる。
「番組では、浪川がこれまでに演じた数々の役柄が紹介され、ナレーションでも五ェ門やスカイウォーカー役を務めたことが語られましたが、アニメシーンとともに大々的に取り上げられたのは、現在、劇場版アニメが大ヒットしている『鬼滅の刃』の鋼鐵塚蛍役でした。しかし、鋼鐵塚は映画に登場しておらず、テレビアニメ版も出番が少ないため、声優ファンからは『ほかにもっと代表作あるのに』『主要キャラならともかく、なんで鋼鐵塚なんだよ』と怒りの声が続出。画面上に表示されていたテロップが『浪川大輔「鬼滅の刃」出演』となっていたことにも、『ベテラン声優に向かって失礼すぎる』と憤慨しているファンが多くいました」(芸能ライター)