メジャー作品に引っ張りだこだった頃の小出(C)サイゾーウーマン

 俳優の小出恵介が、昨年7月に開設したYouTubeチャンネル「小出恵介 / Keisuke Koide」で「100の質問」に答える企画に挑戦し、今後の目標について「アカデミー賞のカーペットを歩きたい」と語った。

 YouTubeでは、先月22日と29日の2回に分けて同企画の動画を公開。

後半では、「最近、感動したこと」として、現所属事務所の先輩にあたる歌手・MISIAが昨年の『NHK紅白歌合戦』で大トリを務めたことを挙げ、「本当にかっこいい」とコメント。さらに、「最近、楽しみなこと」を問われると、2月18日から始まる主演舞台『群盗』について「6年半ぶりの舞台なので、かなり不安もあるんですけども、舞台立った時の動きっていうのは、楽しいですね」と話した。

 また、18年にアメリカへ移住した小出は、「この5年間で、すごいいろいろ変わった」と明かし、以前は朝が苦手で「仕事の5分前まで寝てた」ものの、今では「30分~1時間前」に起きているとか。加えて、かつて「嫌いだった」という掃除も「好き」になったと話している。

 小出といえば、2017年6月発売の「フライデー」(講談社)に“未成年女性との飲酒&淫行疑惑”が報じられ、当時所属していた大手芸能事務所・アミューズから無期限の活動停止処分を下された。

「同9月に、青少年健全育成条例違反容疑で書類送検(後に不起訴)され、18年6月にアミューズとの専属契約が終了。

これを機に、単身アメリカに渡り、語学学校や演劇学校に通っていたようです。しかし、20年8月からはMISIAらが所属する日本の芸能事務所・リズメディアの所属となり、昨年6月公開の映画『女たち』で約2年ぶりに映画復帰。続けて、同7月に配信されたネットドラマ『酒癖50』(ABEMA)でも主演を務めました」(芸能ライター)

 日本で徐々に活動の場を広げている小出だが、一方、アメリカで20年9月から主演を務める予定だった全編英語のオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『えんとつ町のプペル』は、コロナ禍の影響で「21年以降に延期」と発表されたまま進展がない。

「小出は今回の『100の質問』で、『これから挑戦したいこと』に『ミュージカル』と即答していて、『プペル』延期の悔しさが窺えます。さらに、『10年後の目標』に『どこかで賞取りたいですね』と語っているほか、『人生で成し遂げたいこと』として『一度、アカデミー賞のカーペットを歩きたい』とコメント。俳優活動への志の高さが印象的です」(同)

 そんなYouTubeの動画再生回数を見てみると、「100の質問」の前編は約3,500回(2月4日時点)、後編は約2,000回、1月27日にアップされた「【密着】小出恵介カレンダー2022撮影の裏側」は、約1,000回となっている。

「再生回数にバラつきはあるものの、チャンネル登録者数も1万人ほどと、かつてドラマや映画に引っ張りだこだった小出にしては、寂しい数字が目立ちます。そんな現状に、ネット上では『いい俳優だったのにもったいないね』『あのスキャンダルさえなければ、もっと活躍してたんだろうな』『アミューズのタレントと共演NGだろうし、本当もったいない』と残念がる声が数多く見られます」(同)

 リズメディア所属時には、「深い反省と、自分自身を見つめ直す3年間を経て、再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしていた小出。アメリカで磨いた感性を、今後、多くの作品で発揮することはできるだろうか。