写真ACより

 9人組ガールズグループ・NiziUのニューデジタルシングル「ASOBO」が4月12日にリリースされた。同時にミュージックビデオ(以下、MV)もYouTubeで解禁となり、約866万回再生(15日午前9時時点、以下同)をカウントしているが、ネット上では“ゆるやかな人気のピークアウト”を心配する声もあるようだ。

 昨年11月24日発売の1stアルバム『U』以来のリリースとなる「ASOBO」は、フルーツ炭酸飲料「ファンタ」のキャンペーンソング。そのMVは、学校を舞台に制服姿のメンバーが繰り広げるストーリーと、CGを駆使したファンタジックな映像が見どころだ。

 なお、NiziUは5月7、8日に韓国・ソウルで開催されるイベント『KCON 2022 Premiere』に出演予定。これが、韓国での初パフォーマンスとなるため、日本のファンから「世界進出のきっかけになるのでは?」と期待する声も多い。

「今回はデジタル限定シングルといえど、チャンネル登録者数2,430万人を誇る『JYP Entertainment』のYouTubeチャンネルでティザーやMVが公開されたところをみると、シングル同様に勝負をかけているようです。また、MVのコメント欄には、日本語だけでなくさまざまな言語のファンから称賛コメントが寄せられていて、世界中から注目されている様子がうかがえます」(芸能ライター)

 その反響から人気の高さが見て取れるNiziUだが、『U』のリード曲「Chopstick」のMVは公開2日目で1,000万回再生を優に超えていただけに、一部ファンからは「MVを発表するたびに、再生数が落ちてるのが気になる」「再生数が落ちてるから、WithU(ファンのこと)の力で1億再生目指して伸ばそう!」という声もあるようだ。

「2020年11月にYouTubeで公開された正式デビューシングル『Step and a step』のMVは、半年ほどで1億回再生を突破していましたが、昨年11月に公開された『Chopstick』のMVは現在約3,838万回と、明らかに再生ペースが落ちていて、ファンの中にはNiziUのピークアウトを心配する声も少なくありません」(同)

 同様に、メンバーがオフショットを投稿しているオフィシャルインスタグラム(@niziu_artist_official)のフォロワー数の減少も、ファンを不安にさせているようだ。

「一時は204万人以上のフォロワーがいましたが、昨年11月には約190万人になり、現在はさらに減って182万人ほどと、デビュー後に増えるどころか22万人も減少していて、“緊急事態”ともいえます。そういった状況もあって、事務所サイドは一刻も早く海外へ向けてアピールしたいと考えているのではないでしょうか」(同)

 現時点では日本でのみデビューしているNiziU。『KCON 2022 Premiere』が、世界デビューの足掛かりになるといいが……。

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