北朝鮮「大赦」で受刑者の釈放が始まる

北朝鮮「大赦」で受刑者の釈放が始まる
鴨緑江沿いにある、女性だけを収監する教化所(刑務所)。遊覧船に乗ると、かなり近くまで接近できる。(画像:デイリーNK)

北朝鮮の最高人民会議常任委員会は先月12日、建国70周年に際して8月1日から大赦(恩赦)を実施することに関する政令を発した。

咸鏡道(ハムギョンド)のデイリーNK内部情報筋は先月19日、管理所(政治犯収容所)を除くすべての教化所(刑務所)に収監されている受刑者に対して一律3年の減刑を行うという大赦の内容を伝えたが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の情報筋は、対象者の釈放が始まり、その中には脱北に失敗した人も含まれていると報じた。

両江道(リャンガンド)の情報筋は、今月初めに(日本の県警本部にあたる)道保安局の教化所に収監されたすべての受刑者に対して、3年減刑が実施され、3年以下の懲役刑で受刑していた人は即時釈放されたと伝えた。

釈放された人の中には、脱北を試みて逮捕されたり、幇助したり、中国で逮捕されて北朝鮮に強制送還されたりして、平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)教化所に収監されていた人々も含まれている。その数は200人と言われている。

价川教化所は先月25日に出所者リストを発表し、対象となった人は「元帥様(金正恩氏)の配慮で出所されることになった、社会に出て誠実に働いて恩返しをせよ」という思想教育を数日間受けたという。

情報筋の説明によると、今回行われた大赦は、建国70周年に際して9月9日に行われる大赦とは別のもので、規模は今回の方が大きいとのことだ。

「来月の9.9節の2回目の大赦令で釈放される人の数より、今回の方がずっと多いと教化所の関係者から聞いた」(情報筋)

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