北朝鮮で大規模な防空訓練…サボって焼肉パーティーも

北朝鮮で大規模な防空訓練…サボって焼肉パーティーも
第525軍部隊直属特殊作戦大隊の戦闘訓練を指導した金正恩氏(2015年12月11日付労働新聞より)

緊張状態が続いていた朝鮮半島情勢は、今年に入り緩和に転じたが、北朝鮮国内では一般国民を動員した軍事訓練は続けられている。今月に入ってからは、大規模な防空訓練も行われた。

対航空退避訓練、つまり防空訓練が行われたのは、北部山間地の両江道(リャンガンド)だ。現地のデイリーNK内部情報筋によると、道の保安局(日本の県警本部に当たる)主導により、今月19日、20日の両日にわたって大規模な訓練が実施された。

防空訓練は毎年2回行われることになっており、両江道では8月または9月に下半期の訓練が行われるのが通例だった。しかし、今年は南北首脳会談が行われ、その最終日に金正恩党委員長と文在寅大統領が道内にある白頭山(ペクトゥサン)を訪れることになったため、10月に延期となった。

別の情報筋も、保安局の指導員の話として「南朝鮮(韓国)の大統領一行が白頭山を訪れるので訓練が延期された」と伝えた。それを聞いた住民は「今年は訓練なしだ」とぬか喜びしていたという。

この防空訓練だが、北朝鮮の人々にとっては非常に面倒なものだ。

訓練は、原則としてすべての住民の参加が義務付けられている。

午前8時に訓練が始まると、有線ラジオの「3放送」が、非常時の対処要領に従い訓練に参加するように呼びかけを行う。民兵組織の労農赤衛隊と赤い青年近衛隊が軍服に着替え、敵軍の空襲を想定し、定められた陣地へ向かう。老人、女性、子どもは避難所に入り、訓練が終わるまで待機する。訓練中は一切の移動が禁じられる。商売などもってのほかだ。


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