「戦争なんかとてもムリ」韓国軍もポンコツ軍隊なのか

「戦争なんかとてもムリ」韓国軍もポンコツ軍隊なのか
2018年6月14日、NSC全体会議で発言する文在寅氏(韓国大統領府提供)

15日に韓国東海岸の三陟(サムチョク)沖で発見されたと発表されていた北朝鮮の漁船が、実際には三陟沖ではなく三陟港の防波堤に停泊した状態で見つかっていたことや、さらには乗員が上陸して地元住民と言葉を交わしていたことまでが判明し、問題となっている。

漁船の発見地点は、北朝鮮との海上境界線である日本海の「東海(日本海)北方限界線」から約150キロも南にあり、ここまでの沿岸部には軍民の重要インフラがズラリと並んでいる。やってきたのが漁民でなく、高度に訓練された北朝鮮の特殊部隊だったらえらいことだ。

北朝鮮軍は兵員の規模こそ大きいものの、軍紀はびん乱の極みにあり、とてもまともな戦争には耐えられない状態にあると思われる。

また、飢餓や性的虐待が横行する軍にわが子を送るまいとする親も多く、兵役忌避も増えていると伝えられる。北朝鮮でも少子化が進行していることを考えれば、兵力規模すら維持するのが難しいはずで、まさに「ポンコツ軍隊」と呼ぶべき実態があるわけだ。

だが、そのような現状を黙ってみているほど、金正恩党委員長も甘くはない。彼はだからこそ、核兵器と弾道ミサイルの開発に集中投資したわけだ。また、精強さで知られる12万人の特殊部隊と、世界的にも高度なレベルにあるとされるサイバー攻撃部隊は、核兵器と並ぶ切り札だ。これらを柱とする北朝鮮の軍事戦略は、先進的な通常兵器で武装した韓国軍と正面から対峙せず、相手の弱点に付け入る「非対称戦略」と呼ばれる。


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