金正恩総書記は4日、前日から行われている「第1回市・郡党責任書記講習会」の2日目会議で結語を述べ、「全国の市・郡党委員会が自分の使命と役割を円滑に遂行してこそ、党と国家の全般活動がスムーズに運ばれ、朝鮮式社会主義の全面的発展が促進される」と強調した。

金正恩氏はまた、「反社会主義、非社会主義を制圧、掃滅する闘いが大衆自身の活動に転換されるようにすべき」と述べた。

さらに、一部の責任書記らの活動に対して、「党と革命に対する忠実性、人民に対する献身性、同志に対する尊重の心、活動に対する誠実性が乏しい傾向が現れている」と厳しく指摘し、「党と革命に対する忠実性から幹部と党員の模範になるべきである」と強調した。

また、「清廉潔白性を堅持し、権勢と官僚主義、不正腐敗行為を絶対にしてはならない」「家族、親戚も絶対に私利私欲を追求しないように戒め、郡内の全ての活動家が権勢と官僚主義、不正腐敗行為をしないように強く掌握、統制すべきである」「特に、農業部門に根深いホラをなくすための闘いを度合い強く展開しなければならない」などと述べた。

金正恩氏の結語について同通信は、「市・郡党委員会と責任書記の役割をあらゆる面から高められる最も明確な方略と妙策を明らかにした綱領的指針となる」と強調した。