【山口組分裂騒動】「事始め」で示された指針…名古屋と神戸の思惑(前編)

 6代目山口組もそうである。神戸市内の総本部で執り行われたが、いつもより簡略化して派手な祝宴は避けられた。最近、神戸山口組の切り崩し工作が激しいので、熊本、古川両組長以外にも欠席する直参がいるのではないかと目されたが、それはなかった。

 また、執行部人事もそうである。

 暴力団社会に衝撃を与えたのは、12月1日、3年前に71歳で亡くなった渡辺芳則5代目の命日に発生したトラブルで、当代の組長、現在、服役中の髙山清司若頭に次ぐナンバー3の橋本弘文統括委員長(極心連合会会長)が、募参の後、総本部に戻らず“失踪”し、引退をほのめかしたことだ。

 橋本統括委員長が、執行部に図らず墓参を決めたことに反発する竹内照明若頭補佐(3代目弘道会会長)が、それを強くなじり、橋本統括委員長が切れたという。

 もともとポスト的にも経歴の面でも、橋本統括委員長の方が竹内照明若頭補佐よりも上位にある。ところが、弘道会は、司忍6代目が起こした組織で、2代目を務めたのが髙山若頭。その“庇護”を受け、高圧的な物言いをする竹内若頭補佐と、その振る舞いを許す司6代目が、橋本統括委員長は不満だった。

 その爆発が、抗議的失踪となったが、当然、許されるものではない。本来なら、「解任のうえ除籍」が筋だろうが、神戸山口組との「人の奪い合い」のなかで、内輪もめの表面化は良くないということで、司6代目は、3日後、他の執行部メンバーの説得に応じて詫びを入れた橋本統括委員長を許した。


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