
乳がんで亡くなったフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)の追悼番組、『小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~』(日本テレビ)が放送され反響を呼んでいる。番組では、夫である歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が、麻央さんの死去から3日後に行った自主公演「ABKAI」の千秋楽に臨んだ映像も流れた。ここでは海老蔵が心境を語っており、麻央さんがキャスター時に信念としていた「困っている人を助けに行きたい」ということを取り上げ「日本で一番困ったちゃんだった俺を助けに来てくれてた」と感謝の言葉を寄せている。
麻央さんの死去以降、海老蔵は連日に渡って何度も自身のブログを更新しており、海老蔵は「居ても立っても居られないとき、私はブログが1つの支えになってます。お許しくださいね」と心境を綴った。ファンからも、連日投稿されるブログに対して海老蔵を思いやる温かなコメントが寄せられている。
麻央さんの死去を通じて、二人の夫婦愛を再評価する声は連日高まっている。結婚当初はスキャンダルも多かった海老蔵を、大きく変えた彼女に感謝する関係者の声も大きいようだ。
「独身時代からヤンチャな噂が多かった海老蔵ですが、結婚を通じて変化を見せました。海老蔵が暴行事件の被害者となった際にも見捨てずしっかり支え、また2013年に亡くなった海老蔵の父にあたる團十郎氏の看病も、麻央さんはサポートしていたといわれています。こうした姿を通じて、海老蔵の母である希実子さん(65)も麻央さんに信頼を寄せていたようです。歌舞伎界そして芸能界からも、麻央さんに対して感謝の声が絶えません」(芸能関係者)