富士フイルムが米ゼロックス買収で 米国の「物言う株主」と大バトル!?

買収差し止め→和解→和解破棄!
混迷極める現経営陣と物言う株主の攻防

 4月27日、ゼロックスの「物言う株主」たちの申し立てを受けてNY州の裁判所は、富士フイルムのゼロックス買収を一時的に差し止めてしまいました。ここから事態は「奇怪」な展開になってきます。

 5月1日、買収された後も経営にあたることになっていたゼロックスの現経営陣が、「物言う株主」たちと電撃的に和解します。その内容とはジェイコブソンCEOを含む7名の現経営陣が辞任して、物言う株主が推薦する6名の取締役候補を受け入れると発表しました。

 富士フイルムが推薦する取締役候補は4名なので(取締役の定数は10名)、すでに過半数を押さえられてしまったことになります。

 富士フイルムの古森会長兼CEOも「経営陣が交代しても合意した買収案は有効で、新経営陣にも受け入れられるはずだ」と夢物語を語っていたため事前に知っていたようですが、それならやはり相当に「おめでたい」ことになります。

 ところがわずか2日後の5月3日、ジェイコブソンCEOを含む現経営陣が「大株主が期限内に提訴を取り下げなかった」として和解の撤回を発表しました。ただし、買収差し止めは上級裁判所に申し立てられるため、富士フイルムとしては何ら事態が好転していることにはなりません。

タフな戦いになることは必至
この先富士フイルムはどう立ち回るべきか

 さてここからどうなるかの予想は難しいのですが、どうも今回はアイカーン氏も腰が据わっており、富士フイルムを相手に大儲けしようと考えているようです。


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