同性愛者のコミュニティも登場 本格化する企業の「ダイバーシティ」

 「社内に同性愛者のコミュニティがある」と聞いたら、耳を疑う人も多いだろう。しかし、それを奇異に感じるなら、あなたは「時代遅れのサラリーマン」と言われても仕方がないかもしれない。

 現在、ダイバーシティに積極的な企業が増えている。ダイバーシティとは、グローバル化が進んで社会が変化するなかで、性別、国籍、年齢、宗教などの「壁」を取り払い、さまざまな立場の人が能力をフルに発揮できる環境を整えるという、企業戦略の一環だ。一般的にその対象は、女性、高齢者、障害者、外国人、同性愛者などとされている。

「同性愛者のコミュニティ」を設けているのは、リーマン・ブラザーズ証券。同社はLGBT(性的マイノリティー)の人権擁護と活用を目指している。毎年数回に渡り、都内有名大学のLGBTサークルなどに声をかけ、優秀な人材を採用しているのだ。ちなみにLGBTとは、ゲイ(男性の同性愛者)やレズビアン(女性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害者)の頭文字だ。

 社内に設けられたLBGLN(リーマン・ブラザーズ・ゲイ・アンド・レズビアン・ネットワーク)は、同性愛者の社員が、対話やイベントを通じて親交を深める貴重な場となっている。同性愛者同士の結婚を皆で祝福したり、識者を招いて講演会をするなど、雰囲気はアットホームだ。

 社内には、女性や障害者の支援を行なうコミュニティもある。「各コミュニティの参加者は垣根を越えて仲が良い。昨年は皆で富士山に登り、参加者の寄付金が障害者の国際団体に寄付された」(関係者)という。

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2008年6月20日の経済記事

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