着物の仕立てと帯がセットで10万5千円均一!東武百貨店「十萬屋」の低価格戦略の秘密

       
 低価格の秘訣は、リサイクル着物ショップ「たんす屋」を展開する東京山喜とのコラボレーションだ。東京山喜が持つ全国の産地問屋とのネットワークを生かして反物を安く仕入れ、ベトナム工場で縫製する。注文から仕上がりまで40日ほどである。

 売り場には、着物の基本的な知識相談に応じる相談員を1人置くのみ。基本的にお客自身が自分の好みの反物と帯を選ぶセルフ方式だ。

 たんす屋を10年間営業してきた東京山喜の白井一夫常務は、「リサイクルに回ってくる着物の多くは、着物全盛期の昭和30~40年代のもの。当時の女性は身長が低く、今の女性にサイズが合わない」ことがリサイクル着物の弱点だという。新たに仕立てる着物であれば、お客の身丈に合った商品を提供できる。

 商品価格帯の高い百貨店は、この不況の波をもろに被り、売上高が厳しい状況が続いている。東武百貨店は婦人服の分野で、オリジナルの低価格帯商品を投入しているが、10万5000円均一の着物はこれに続くものだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

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2009年3月13日の経済記事

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