体内時計をリセット!?大うつ病を対象に臨床試験もメラトニン受容体作動薬

 さすがに正月気分も落ち着き、日常のリズムを取り戻した頃だろう。まだ調子が出ない方は、体内時計と社会生活リズムが再び同調するまで早寝を心がけ、朝はまず、日光を浴びること。1~2週間ほどで睡眠・覚醒サイクルがリセットされる。とはいえ新年早々の残業やら新年会で、そう簡単に早寝早起きできないのが現代人の常。なんとか人為的に体内時計をリセットできないか、誰しも考えるところだ。

 米国では時差ぼけやシフト勤務者の睡眠補助にメラトニンのサプリメントが活用されている。メラトニンは、1日の明暗サイクルで分泌量が変化し、体内時計を調節する作用がある。眠る30分~1時間前に摂取するとスムーズな入眠が期待できるが、日本では医薬品に区分され医師の管理下での使用に限られる。

 その代わりといってはなんだが、日本ではメラトニンもどきに睡眠にかかわるスイッチを押すメラトニン受容体作動薬「ラメルテオン(製剤名ロゼレム)」が開発され、2010年に承認された(米国では05年)。適応は「不眠症における入眠困難」である。

 メラトニン受容体作動薬の特徴は、自然な眠りをメラトニンそのものよりも強力に誘導する点にある。早い話、眠るまでに30分かかるところが20分に短縮されるわけ。懸念される副作用は傾眠や頭痛など軽度なものにとどまる一方、既存薬より効果が弱い。また、精神疾患や重度の不眠症を抱えるケースでは、使用経験が少ないので注意が必要だ。
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