イムラ封筒は、2021年1月期の予想配当を修正し、「1株あたり20円」とすると発表した。なお、イムラ封筒は例年、期末配当による年1回の配当を実施しており、中間配当は実施していない。
年間配当額の前回予想は「1株あたり15円」だったので、前回予想より「5円」の増配となる。今回の増配発表により、イムラ封筒の配当利回り(予想)は1.58%⇒2.11%にアップした。
また、イムラ封筒の2020年1月期の配当は「1株あたり15円」だったので、前期比でも「5円」の増配となる見込み。
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イムラ封筒は「業績に連動した配当を行うこと」を基本方針としており、「財務基盤の強化や将来の投資のために必要な内部留保の充実」も含めて総合的に勘案した結果、今回の「増配」が決まった形だ。
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なお、増配が発表されたのは2021年1月に権利が確定する期末配当であり、イムラ封筒の期末配当の「権利確定日」は2021年1月29日、「権利付き最終日」は2021年1月27日となっている。
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(予想)
イムラ封筒は2018年1月期以降、連続増配を継続しており、2021年1月期の配当予想「1株あたり20円」が予想通りに実施されれば、”4期連続増配”を達成することになる。
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また、イムラ封筒の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2017年1月期から2021年1月期までの4年間で、イムラ封筒の年間配当額は「1株あたり10円」から「1株あたり20円」まで、ちょうど2倍に増加している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。
■イムラ封筒(3955)の株価チャート/月足・10年
イムラ封筒の配当利回りは?イムラ封筒の2021年1月15日時点の株価(終値)は945円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※イムラ封筒の配当利回り】
株価:945円
年間配当額:20円
配当利回り:20円÷945円×100=2.11%
イムラ封筒の配当利回りは2.11%。2020年12月の東証1部の平均利回りは1.91%(配当実施企業のみ)なので、イムラ封筒の配当利回りは「やや高め」と言える。なお、イムラ封筒は株主優待を実施していない。
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イムラ封筒は、ビジネス封筒からDM封筒まで、さまざまなオーダーメイド封筒を主力とする会社。DMの企画・発送・データ分析などをおこなうメーリングサービス事業も手掛けている。2021年1月期(通期)の連結業績予想は、売上高2.5%増、営業利益33.3%増、経常利益25.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益29.6%増と好調(すべて前期比)。
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