イムラ封筒は、2021年1月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2021年1月15日の15時30分に発表した。これにより、イムラ封筒の配当利回り(予想)は1.58%⇒2.11%にアップし、”4期連続増配”の見通しとなった。

 イムラ封筒は、2021年1月期の予想配当を修正し、「1株あたり20円」とすると発表した。なお、イムラ封筒は例年、期末配当による年1回の配当を実施しており、中間配当は実施していない。

 年間配当額の前回予想は「1株あたり15円」だったので、前回予想より「5円」の増配となる。今回の増配発表により、イムラ封筒の配当利回り(予想)は1.58%⇒2.11%にアップした。

 また、イムラ封筒の2020年1月期の配当は「1株あたり15円」だったので、前期比でも「5円」の増配となる見込み。
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 イムラ封筒は「業績に連動した配当を行うこと」を基本方針としており、「財務基盤の強化や将来の投資のために必要な内部留保の充実」も含めて総合的に勘案した結果、今回の「増配」が決まった形だ。

増配が発表されたことを受けて、イムラ封筒の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2021年1月15日)の終値945円より57.1円高い1002.1円(+6.04%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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 なお、増配が発表されたのは2021年1月に権利が確定する期末配当であり、イムラ封筒の期末配当の「権利確定日」は2021年1月29日、「権利付き最終日」は2021年1月27日となっている。
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イムラ封筒の過去10期の配当の推移は?■イムラ封筒(3955)の過去10期の配当の推移期年間配当額 期年間配当額2012/14円2017/110円2013/10円2018/112円2014/14円2019/114円2015/16円2020/115円2016/110円2021/120円
(予想)

 イムラ封筒は2018年1月期以降、連続増配を継続しており、2021年1月期の配当予想「1株あたり20円」が予想通りに実施されれば、”4期連続増配”を達成することになる。
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 また、イムラ封筒の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2017年1月期から2021年1月期までの4年間で、イムラ封筒の年間配当額は「1株あたり10円」から「1株あたり20円」まで、ちょうど2倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。

実際に、イムラ封筒の株価は2017年1月の終値502円から2020年9月に記録した年初来高値1037円まで、2.0倍に上昇している。なお、発表当日(2021年1月15日)の終値は945円なので、2017年1月の終値から1.8倍に上昇した水準で推移している。

■イムラ封筒(3955)の株価チャート/月足・10年

イムラ封筒の配当利回りは?

 イムラ封筒の2021年1月15日時点の株価(終値)は945円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※イムラ封筒の配当利回り】
株価:945円
年間配当額:20円
配当利回り:20円÷945円×100=2.11%

 イムラ封筒の配当利回りは2.11%。2020年12月の東証1部の平均利回りは1.91%(配当実施企業のみ)なので、イムラ封筒の配当利回りは「やや高め」と言える。なお、イムラ封筒は株主優待を実施していない。


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 イムラ封筒は、ビジネス封筒からDM封筒まで、さまざまなオーダーメイド封筒を主力とする会社。DMの企画・発送・データ分析などをおこなうメーリングサービス事業も手掛けている。2021年1月期(通期)の連結業績予想は、売上高2.5%増、営業利益33.3%増、経常利益25.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益29.6%増と好調(すべて前期比)。
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■イムラ封筒業種コード市場年間配当額(予想)パルプ・紙3955東証2部20円株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り(予想)945円100株9万4500円2.11%※株価などのデータは2021年1月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。