TXP Medical株式会社は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」第3期の課題「統合型ヘルスケアシステムの構築における生成AIの活用」テーマ1「医療LLM基盤の研究開発・実装」にて採択された国立情報学研究所(研究開発責任者:相澤彰子)の協力機関のひとつとして選定された。研究内のサブテーマの1つである『生成AIを活用した救急用語集標準化サイクルの確立と救急データ登録支援システムの構築』を行う京都大学医学研究科の石見教授グループの一員として、自治医科大学牧元准教授と共に研究開発に参画することとなった。
SIP第3期「統合型ヘルスケアシステムの構築における生成AIの活用」の研究においても、これまでTXP Medicalが培ってきた医療情報システムおよび生成AIプログラムに関するノウハウや、医療データ利活用に関する知見を活かし、救急領域での新たな価値創出に貢献していく。
■戦略的イノベーションプログラム(SIP)
via プレスリリース全体の研究開発テーマ (テーマ1)安全性・信頼性を持つオープンな医療LLMの開発・社会実装
TXP Medicalが担当する研究
•研究開発テーマ
生成AIを活用した救急用語集標準化サイクルの確立と救急データ登録支援システム構築の社会実装
•研究開発概要
テーマ1「医療LLM基盤の研究開発・実績」にて開発された医療LLMを用いて、救急隊、救急外来で電子カルテシステム等に登録される用語集の標準化を行います。LLMは救急医療システム(TXP Medical社製のシステムであるNEXT Stage ERを想定)に搭載され、救急活動記録、電子カルテの記載業務を支援し、関連する救急疾患に関わるレジストリに出力することで、データに基づく救急医療の質向上と記録業務の負担軽減の両立を実現する。