世界初、のどの撮影でインフルエンザ判定が可能に AIを活用した咽頭画像の解析から診断できるアルゴリズムが実用化に向けて承認申請

世界初、のどの撮影でインフルエンザ判定が可能に AIを活用した咽頭画像の解析から診断できるアルゴリズムが実用化に向けて承認申請
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アイリス株式会社は、咽頭画像の解析をもとにインフルエンザ判定を行うAIアルゴリズムを開発し、咽頭カメラを含むAI搭載システムを「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、厚生労働大臣宛て医療機器製造販売承認申請をしたと発表した。前向き試験としてAI医療機器の治験を実施し承認申請を行う日本初の事例となるという。承認後は、全国の医療機関での導入や医療現場での活用が可能となる。

■同社の開発技術について

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via プレスリリース今回申請を行った機器は、専用カメラで撮影した患者の咽頭写真をもとに、体温等のデータと組み合わせて人工知能(AI)がインフルエンザの「陽性」「陰性」を短時間で判定するもの。患者にとっては侵襲性の低い検査法となり、また医療機関での診療プロセスを工夫することで医療者が患者由来の唾液飛沫を浴びる場面を減らしながら効率よく診察できることを目指しているという。この仕組みには、日本人医師の宮本医師が発見したインフルエンザ濾胞(ろほう)の知見も活かされている。同社は、AIプログラムのみならず、AI解析に適した咽頭画像を撮影するための咽頭撮影専用カメラも自社で設計・開発しており、これにより既存の内視鏡等を用いずに口腔内・咽頭を鮮明に撮影することを実現したとのことだ。

■本AI開発事業のあゆみ

既存のインフルエンザ検査法は、発症早期では診断精度が十分に発揮されず、現場で実践した際の精度が6割程度との研究報告があるという。また、検査時に綿棒を鼻腔内に挿入する行為は、患者の痛みを伴うと同時に、検査時の医療者に対する飛沫感染リスクが懸念されている。同社ではこれらの課題を解決すべく、2017年11月の創業時から研究・開発に取り組んできた。これまでに6名の医師を含む9名の医療従事者や厚生労働省・経済産業省出身者、医療AI領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数の専門職が揃い、2019年には経済産業省推進の「J-Startup」に選出、2020年までに総額約30億円の資金を調達するなど、医療現場、技術(ハードウェア・ソフトウェア・AI)、規制を深く理解したうえでAI医療機器をスピーディに開発する体制を構築しているとのことだ。

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