NEC、日通総合研究所と共同で「スマート物流サービス」の実証実験を実施

NEC、日通総合研究所と共同で「スマート物流サービス」の実証実験を実施

NECは、株式会社日通総合研究所が受託した第2期の内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「スマート物流サービス(医薬品医療機器分野)」に参画し、医療機器物流におけるトレーサビリティの確立とサプライチェーン全体の効率化に関する実証実験を実施したと発表した。実証実験では、異なる事業者間の各種データを紐付け一元化し、流通過程の可視化を実現したという。

■背景

医療機器物流は、誤出荷や遅延の発生が生命の危険にも繋がることから、非常に高い精度のトレーサビリティが求められている。特に人口関節やカテーテル等を扱う整形外科や循環器内科では、治療や手術に必要な多種多量の医療機器の手配や機器の滅菌期限等の管理、機器の使用実績等の正確な把握が求められるだけでなく、医療ニーズに沿った非常に複雑な物流に対応する必要がある。また、物流業界の課題となっているドライバー不足や働き方改革へ対応するためには、物流・商流データをサプライチェーン全体で共有するデータ基盤を構築し、そのデータを活用することにより、高い精度と生産性を有する効率的な物流サービスを提供することが不可欠だ。

■実証実験について

期間:2020年7月21日~8月28日
対象:医療機器に携わるメーカー・ディーラー・物流事業者、医療従事者
概要:
今回の実証実験では、日通総合研究所が中心となり、整形外科と循環器内科の物流において医療機器メーカーからディーラー、ディーラーから病院、さらには病院内での物流に関するデータを一元的に管理するデータ基盤を構築した。NECはデータ基盤構築にあたり、NEC Smart Connectivityのサービスの一つである、異なる事業者間のデータ流通を実現する「データコネクトサービス」を活用して、各事業者間の出荷・入荷情報等の物流データを紐付けた。データ基盤により各種データを紐付け一元化し、流通過程を可視化することで、トレーサビリティの確保や各流通段階における在庫の削減等のサプライチェーン全体の効率化、物流拠点の集約化や共同化、さらには共同配送の実現など効率的な物流システムの構築や運用に関する実証を行った。
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via プレスリリース

■実証結果

実証実験では、共同倉庫・共同配送による輸送効率化や、流通過程の可視化を通じた自社外の在庫の把握による在庫最適化により、輸送コストは最大50%削減、リードタイムは最大30%削減効果があることを確認したとのことだ。

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2020年11月26日のIT記事

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