株式会社CureAppは、ニコチン依存症を対象とした治療用アプリである「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(以下、CureApp SC)が、2020年12月1日に薬価収載され保険適用の対象機器となり、販売を開始したと発表した。
本製品は、2020年8月に薬事承認を得て、2020年12月1日に保険収載された。医療機関の禁煙外来にてニコチン依存症と診断された患者に医師が「CureApp SC」を処方した場合、患者は保険適用で(3割負担など)本製品を利用できる。本製品は、いつも身近にあるというスマートフォンの特性を活かし、ニコチン依存症における心理的依存にアプローチしていくという。診療以外の時間にも患者の禁煙継続のために医学的に正しい介入を行い、約600名を対象とした治験(臨床試験)でも効果が認められているとのことだ。なお、本製品の保険点数は準用技術料として「在宅療養指導管理料のC110-2の導入期加算を準用して算定140点(1,400円)」と「在宅療養指導管理材料加算のC167を準用(4回分)して算定2400点(24,000円)」が算定され、合計で2540点(25,400円)となる。