株式会社ソラストは、2021年10月27日に名古屋市に開業する「イオンモールNagoya Noritake Garden」内の大型クリニック「ナゴヤガーデンクリニック」において、医事業務をオンラインで代行する「リモート医事サービス」を提供すると発表した。

「ナゴヤガーデンクリニック」で提供する「リモート医事サービス」は、医療事務の専門スキルをもった同社のスタッフが、受付や会計、診療報酬請求などクリニックにおいての医療事務を、“リモート医事センター”でリアルタイムに対応するサービスだ。
医事従事者にとっては、「医業への集中」や「労務管理の軽減」などのメリットがあり、患者にとっては「待ち時間の短縮」や「3密回避」が期待できるという。また、クリニックの設計当初からリモート医事を想定していたため、コンパクトな受付スペースや必要最小限のバックオフィスが実現していることも特長のひとつとのことだ。
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via プレスリリースなお、クリニックには、同社の医療事務スタッフも常勤している。患者との<ダイレクトコミュニケーション>と、<リモート医事サービスによる業務サポート>の両輪で、高い接遇品質を実現し、顧客体験の向上に貢献するという。

少子高齢化の進展に伴い医療や介護のニーズが大幅に高まる一方、医療を支える若年層人口の減少によって、人材の確保は今後ますます困難になると予想されている。その解決の切り札として期待されるのが、医療情報のデジタル化やクラウド化による医療DXだ。


同社では、医療事務の視点から医療機関のDX推進を目指すスマートホスピタル事業を立ち上げ、2021年5月に、ひととICTによる医療DXパッケージ「iisy」を発表した。医療事務業務の世界を根本から見直し、経営者・医療スタッフ・患者のために、すべてにプラスを生み出す新しい医療のカタチを目指しているという。今回「ナゴヤガーデンクリニック」で提供する「リモート医事サービス」は、「iisy」の第1弾とのことだ。