株式会社Staywayは、地域金融機関や信用金庫における補助金・助成金対応業務のDX(補助金テック)を支援する「補助金クラウド」のクローズドβ版を、2021年11月1日よりリリースすると発表した。

「補助金クラウド」は、地域金融機関等で属人的になっている補助金・助成金(補助金等)案内業務の自動化や、外注により不透明になっている補助金等申請支援業務の可視化、さらにはつなぎ融資のスピード感を向上させるなど、補助金・助成金対応業務のDXにより、地域金融機関等の戦略的・効率的な業務プロセスの構築が可能となるとのことだ。

■補助金等対応業務をDXする「補助金クラウド」について

「補助金クラウド」は、国や自治体ごとに公開され、情報が散在している補助金等の複雑な情報収集の一元化や、外部の専門家に外注しブラックボックス化しがちな申請支援業務、煩雑化した融資業務を一貫して支えるプラットフォームだ。クラウド上で稼働するいわゆるSaaS型で、地域金融機関等の利用企業は自社のロゴをオンラインでアップロードすることで自社名義のサービス(OEM型)として、法人顧客に対して補助金等の情報の自動提供、架電・メール・Zoomによる補助金・助成金支援業務のプロセス管理、補助金等採択後のスムーズな融資が統合的に可能になる。業務のデジタル化による工数軽減や法人顧客の採択率の向上のみならず、補助金等を利用する法人顧客の満足度を高める仕組みも強く意識して設計しており、「何を利用してよいかわからない」「申請するのが難しい」といった多くの事業者が抱える補助金等の課題を解決するGovTech(ガブテック)の側面も有しているとのことだ。

「補助金クラウド」は、導入を希望する地域金融機関・信用金庫に伴走し、補助金等情報提供業務の効率化や業務コストの抑制・新たな収益源の獲得支援など、企業の提供する補助金・助成金サービスの課題に沿った最適なプラットフォームを設計する。導入後も同社のメンバーが運用を支援することで、業務フローの定着と、補助金・助成金サービスの継続的な付加価値向上に必要な改善案を提案する。
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via プレスリリース

■クローズドβ版での実証実験について

今回のクローズドβ版では、補助金・助成金情報の提供の自動化に特化した機能を搭載しており、地域金融機関等とともにPoCを進め、今後機能の強化を図る。オンライン中心の取引が広がっている中で、今までアナログに管理されていたり分散している補助金等情報や、融資手法をデジタル化することで、より短い時間で補助金の情報収集・申請支援・融資を達成するとのことだ。
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