LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社は、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム 川崎ブレイブサンダースが正式提供を開始した新感覚カードゲーム「PICKFIVE(ピックファイブ)」におけるデジタルカードの基盤技術に、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されたと発表した。

ブロックチェーン技術を用いて開発した、試合で活躍する川崎ブレイブサンダース所属選手を予想して楽しむことができるカードゲーム「PICKFIVE(ピックファイブ)」が、正式提供されることが発表された。
「PICKFIVE」は、試合開始までに所有する選手のデジタルカードから、活躍が予想される選手のカードを選び、実際の試合のスタッツが反映されたあとのスコアでユーザー間の順位を争う新しいカードゲームで、2021年4~5月に試験提供を実施している。本デジタルカードの基盤技術には、LINEが独自開発したブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されており、デジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」上でデジタルカードの管理が可能とのことだ。
LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchai...の画像はこちら >>

via プレスリリースLINEは、2018年4月のLINE Blockchain Lab設立以降、様々なブロックチェーン事業に取り組んでいる。ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」では、開発者が簡単にLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」上でNFTアイテム等のトークンを発行し、サービス構築できる環境を提供している。また、「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能となり、ユーザーは秘密鍵の管理なしにブロックチェーンサービスを利用することができる。IPホルダーやクリエイターは、「LINE Blockchain Developers」を通じて発行したトークンをLINEアカウントと紐づく「LINE BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築が可能となる。


現在LINE BITMAX Wallet内のサービスとして提供をしている「NFTマーケットβ」を新たに独立させ、一次販売サービスや日本円決済の導入など機能を拡充し、総合マーケットプレイス「LINE NFT」としてサービスを開始する予定とのことだ。