そんな「サンプラザ朝沼」を運営しているのが、菊池桃子さん演じるハロプロの熱狂的ファンでマイペースな主人公・マリコと、大原優乃さん演じるしっかり者の娘・ミサキ。初共演となるお二人に、それぞれの役どころやお互いの印象、作品の魅力などについて存分に語っていただきました。
――オファーを受けたときのご感想は?
菊池:台本を読んだとき、とても心が温まって、もしこんなゲストハウスが本当にあるのならば、私は絶対に泊まりに行きたいなという気持ちになりました。作品から出ている温かさのようなものを感じ、私もその一部になれたら嬉しいと思いました。
大原:ホームコメディなのですが、お母さんと私が演じる娘の凸凹な感じがすごく新鮮だと思いました。ゲストハウスに訪れた方の悩みや葛藤を、お母さんが背中を押すような形で応援するのですが「明日も頑張ろう」と思える感じがして、とても惹かれました。
――それぞれが演じる役についてどんな印象を持ちましたか?
菊池:一見、天然で明るいお母さんなのですが、この年齢になるまでには人生いろいろあったんだろうと想像させるような部分も感じました。だからこそ、ゲストハウスに訪れるお客さまを優しく迎えることができるんだと腑に落ちる部分が多かったです。