~日本のイノベーション、スタートアップを強力に支援~


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CIC Tokyo 開設
CIC (ケンブリッジ・イノベーション・センター https://cic.com/tokyo
グローバル本社所在地:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市、創業者兼CEO:ティム・ロウTim Rowe) は、2月7日(日本時間)、東京虎ノ門(虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー内、東京都港区虎ノ門1-17-1)に、アジア初の拠点「CIC Tokyo」を、本年7月に開設すると発表しました。CICはここを世界につながるイノベーション発進基地として位置付け、社会・世界を変革する起業家たちへの支援を通して、日本におけるイノベーションの創出を促進します。


規模・概要
CIC Tokyoは、昨今新たなイノベーション集積地として変貌著しい東京の虎ノ門に本年1月に竣工した、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの15階・16階に、2フロアー合計約6,000平米のスペースとして設立される日本最大規模のイノベーションコミュニティです。
CIC Tokyoは、国内外のスタートアップ企業をはじめ、ベンチャーキャピタリスト、アクセラレーター、大企業、学術研究機関、政府機関及び自治体また、スタートアップ企業を支援する弁護士や税理士といった様々な分野の専門家が一同に集積するエコシステムをつくります。CIC Tokyoは東京のイノベーション生態系の多様性を広げるために、女性起業家、海外からの起業家、そして学生たちのコミュニティづくりにも注力します。そして、ここに集まる人たちが横につながり、さらに世界につながる場と環境を提供します。
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(写真:虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー外観)

CIC Tokyo の設計
CIC Tokyoのイノベーティブな場と環境の設計をCICと共同で手掛けたのは、JIA日本建築大賞をはじめ国内外で数々の栄誉ある賞を受賞している小堀哲夫氏です。小堀氏は、これまでに手掛けたNICCAイノベーションセンターやROKIグローバルイノベーションセンターの設計を通して、新たなイノベーションが生まれる場空間の在り方を提案してきました。
昭和学園や梅光学院の設計においては、先生と生徒が共に垣根なく学び合う、画期的な学びの場空間も創造しています。CICがこの20年間培ってきた、イノベーションを生み出すための様々な仕掛けとノウハウが詰まったデザインと、小堀氏が提唱する新たなイノベーション空間・学習空間のデザインが融合し、今までのオフィススペースになかった創造的でユニークなデザインと機能を併せ持つセンターが誕生します。
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(写真:CIC Tokyoイメージ図 © CIC/小堀建築設計事務所)

CICの歴史、規模、海外展開
CICは、1999年に創立され、昨年創立20年を迎えました。創立以来、世界で最も有望なイノベーターたちのために場所(スペース)と資源(リソース)と支援(サポート)を提供してきました。これまでにCICを利用したクライアントは、6000社以上に上ります。現在CICは世界7都市に拠点を構え、海外拠点として東京は、ロッテルダム(オランダ:2016年開設)、ワルシャワ(ポーランド:2020年開設予定)に次いで3番目、アジアでは初の拠点となります。

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東京を選んだ理由
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CIC創業者兼CEOであるティム・ロウ(Tim Rowe)の日本におけるCICのビジョンは、「イノベーション国家・日本の可能性の最大化」に貢献することです。ティムは、世界最大規模の企業の10%以上が日本発であること、そしてこれら大企業はすべて、最初はスタートアップ企業だったことから、日本は多くの可能性を秘めた国だと考えています。彼は、日本は起業家精神とイノベーションによってさらなる成功を収めることができると信じています。
近年、米国は、新産業の創造とスタートアップ企業の成功のためのプロセスを洗練化することによって大きな成功を収めました。国際的なスタートアップと日本のスタートアップの両方をひとつの屋根の下に収めることで、CIC Tokyoは誰にとっても最高の相互学習の場となります。日本のスタートアップ企業はグローバル企業のビジネスアプローチを観察することができ、一方でグローバル企業は、日本でビジネスを行う方法を学ぶことができると考えています。


ベンチャー・カフェ東京
既に、CICの姉妹団体である一般社団法人のベンチャー・カフェ東京 (http://venturecafetokyo.org/about/
) が、虎ノ門ヒルズ 森タワーにて毎週木曜日に起業家向けのセッションとネットワーキングの場を提供するイベント「Thursday Gathering(サーズデー・ギャザリング)」を開催しています。2018年3月のスタート以来、ベンチャーカフェ東京には、毎週平均250名以上、累計2万人の参加者が集いました。
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多種多様な人が集まるのが、ベンチャー・カフェの特長です。ベンチャー・カフェ参加者の内訳をみると、年齢層は18歳未満の高校生から60歳以上の方までと幅広く、職業はスタートアップ企業をはじめ、大企業、大学・研究機関、政府・自治体、ベンチャーキャピタリスト、アクセラレーター、専門職、学生など多岐にわたります。また、女性の割合が全体の20%強、また外国籍の方の割合も18%と高く、多くのセミナーディスカッションが日英の二カ国語か、あるいは英語のみで行われています。ダイバーシティー豊かなこのベンチャー・カフェでは、普段なかなか出会えない人たちとの出会いが自然に生まれ、常に活発な議論が交わされています。
ベンチャー・カフェは、人と繋がりアイディアと知恵を交換する場として、CICと共に車の両輪として日本のイノベーションコミュニティの発展に寄与します。
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CIC Japan(組織)の概要
CIC Tokyoを運営する組織であるCIC Japanの会長にはA.T. カーニー日本法人会長の梅澤高明が、プレジデントにはバブソン大学准教授である山川恭弘が就任し、日本とアメリカ両国から、またビジネスと学術研究の両方の視点からCIC東京の活動をリードします。CIC Japanでは、本日、日本語ホームページ(URL: https://cic.com/tokyo
)を開設し、順次日本語コンテンツの拡充、各種SNS日本語サイトからの発信等を進めて参ります。
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(写真:CIC Japan 会長 梅澤高明)

Twitter: https://twitter.com/cictokyo
Facebook: https://www.facebook.com/cictokyo/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/showcase/cic-tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/cictokyo/

CIC Tokyoのミッション・活動
CIC Tokyoは、日本のイノベーション活動を支援するため、社会を変える骨太企業を集めます。本気のスタートアップ、本気のアカデミア、本気の大企業を支援します。CIC Tokyoが掲げる当面の目標は以下の通りです。


スタートアップ100社
各分野をリードするスタートアップ10社
女性起業家No.1の集積
外国人起業家No.1/外資系スタートアップNo.1の集積
国内外の大学の研究機関 No.1の集積

CICは、本年7月の開設を前にして、東京都が設立した「スタートアップ・エコシステム・東京コンソーシアム」のメンバーとして参画し、また、つくば市をはじめとする多くの行政機関、団体、企業との共同プロジェクトを既に開始しています。


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【関連情報】
CICについて
CICは、イノベーションコミュニティーの設立及び運営のグローバルリーダーです。CICは、イノベーションを通して世界の様々な問題を解決しようという使命を抱く起業家たちに対して、柔軟なオフィスソリューションとコーワーキング環境を提供する最初の企業として、1999年に米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市に設立されました。現在では、世界の7都市に約120万平方フィート (約11万平米) にイノベーションセンターを構え、さらに2都市において新たなセンターの開設準備をしています。CICはこれまでに6000社にわたるスタートアップ企業やテクノロジー企業を支援し、80億ドルを超える投資がCICのセンターから生まれた企業に行われました。
CICコミュニティメンバーが属する業界はきわめて多彩です。
スタートアップ企業をその主要メンバーとしつつ、大企業やベンチャーキャピタル、様々な知的サービスを提供するプロバイダーなども数多く含まれています。
私たちの成功の指標は、いかに経済に影響を与えることができたかにあります。 CICから始まった著名な企業のひとつに、MIT(マサチューセッツ工科大)の2人の卒業生によって設立されたマーケティングオートメーションスタートアップ Hubspotがあります。現在、従業員数は1100人を超え、2014年10月にIPOにより1億2500万ドルを調達しました。アンドロイド共同創業者のRich Miner氏は、CICでGoogle Androidの一部を構築し、Google社のニューイングランド本部をCICに設置しました。Googleは現在、近隣地区に数千人の従業員を雇用しています。
CICは今後10年の間に、世界の50都市に、CICのイノベーションハブネットワークを構築し、世界中におけるイノベーションの発展に貢献していきます。cic.com

https://www.youtube.com/watch?v=6hcReHOgV_M


プロフィール
ティム・ロウ/CIC創業者兼CEO
米アマースト大卒、MIT経営学修士。CIC創業者兼CEO。Venture Café Global Institute創設者兼会長。
MITスローンスクール講師、ボストンコンサルティンググループマネージャーとして勤務後、CICを1999年に創業。LabCentral共同創設者兼現会長。MassRobotics会長。同志社大学に1年間の交換留学生として来日。大学卒業後は、三菱総合研究所に入社し、技術戦略に特化したビジネスアナリストとして勤務した経歴を持つ。スペイン語、日本語に堪能。

梅澤 高明 / CIC Japan会長
東京大学法学部卒、MIT経営学修士。CIC Tokyoの設立責任者。
A.T. カーニーの日本法人会長を兼務。日米で25年にわたり、戦略・イノベーション・マーケティング・組織関連のコンサルティングを実施。同社のグローバル取締役、日本代表などを歴任。
クールジャパン、知財・デザイン、インバウンド観光、税制などのテーマで政府委員会の委員を務める。一橋ICS(大学院国際企業戦略専攻)特任教授。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーター。「NEXTOKYO」プロジェクトで東京の将来ビジョン提言、個別の街づくりへの参画、規制改革提案を行う。著書に『NEXTOKYO』(共著、日経BP社)ほか。

山川 恭弘 / CIC Japan プレジデント
バブソン大学アントレプレナーシップ准教授。慶応義塾大学法学部卒。カリフォルニア州クレアモントのピーター・ドラッカー経営大学院にて経営学修士課程(MBA)修了。テキサス州立大学ダラス校で国際経営学博士号(PhD)取得。2009年度より現職。専門領域はアントレプレナーシップ。バブソン大学では、学部生、MBA、エクゼキュティブ向けに起業学を教える。数々の起業コンサルに従事するとともに、自らもベンチャーのアドバイザリー・ボードを務める。

小堀 哲夫 / CIC Tokyo 共同設計者
1971 岐阜県生まれ
1997 法政大学 大学院工学研究科 建設工学専攻 修士課程修了 (陣内秀信研究室)
1997 株式会社 久米設計
2008 株式会社 小堀哲夫建築設計事務所設立
2014 法政大学デザイン工学部建築学科 兼任講師
2018 名古屋工業大学 非常勤講師
<主な受賞歴>


国土交通省 住宅・建物物省CO2先導事業 / Leading project about CO2-reduction building which have applied from MILT, 2013
くらし・環境部環境配慮建物表彰 Living and Environmentally Friendly Buildings by Shizuoka Prefecture, - / Commended 2014
AACA(日本建築美術工芸協会)賞 優秀賞 / AACA(Japan Association of Artists Craftsmen and Architects)Award,2015
日事連建築賞「国土交通大臣賞」 / Nichijiren Architectural Award(by Japan Association of Architectural Firms) “Minister of Land Infrastructure and Transport Award”, 2015
BCS(日本建設業連合会)賞 / BCS (Building Contractors Society by Japan Federation of Construction Contractor) Award, 2015
日本建築学会賞/AIJ(Architectural Institute of Japan) Award 2017
RIBA International Prize 2018’s longlist
ABB LEAF Award 2018 Shortlist
中部建築賞 / Chubu Architectural Award, 2018
JIA日本建築大賞 /JIA(The Japan Institute of Architects) Grand Prix, 2018
International Architecture Awards 2019
The Architecture MasterPrize 2019
Dedalo Minosse International Prize 2019 審査員特別賞


以上

■本リリースに関するお問合せ先■
CIC Japan合同会社 tokyo@cic.com
広報代理 プラップジャパン 高橋、谷本 03-4570-3191 cictokyo@prap.co.jp


関連リンク
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