新日鉄住金グループ 製鉄副産物であるスラグを用い津波堆積物を建設資材として有効活用できるカルスピン工法が建設技術審査証明を取得

新日鉄住金グループ 製鉄副産物であるスラグを用い津波堆積物を建設資材として有効活用できるカルスピン工法が建設技術審査証明を取得
~岩手県釜石市での復旧・復興に貢献~

新日鐵住金株式会社(会長兼CEO:宗岡 正二)および新日鉄住金エンジニアリング株式会社(社長:高橋 誠)は、東日本大震災の津波により陸上に大量に打ち上げられ堆積した津波堆積物を建設資材として利用可能な良質土に再生するカルスピン工法を開発し、本年8月に一般財団法人土木研究センターの建設技術審査証明を取得しました。(建技審証 第1305号)
本工法は、処理スピードの速さと安全性、津波堆積物の有効利用による復旧・復興事業の加速が期待できることが高く評価され、2012年度地盤工学会賞(地盤環境賞)も受賞いたしました。
また、本工法は、津波堆積物に混入するがれきの分別性能も優れており、分別がれきを減らすことによる処分費の削減も期待できます。
岩手県釜石市での災害廃棄物処理事業に本格採用(大成JVより受託)され、本年3月より、20万t規模(予定)の津波堆積物の再生処理を順調に進めております。改質した津波堆積物は、釜石市の整備工事(グリーンベルト堤体材料、競技場等の地盤かさ上げ材料)に有効利用される予定です。

(参考1)カルスピン工法の概要
1. 混入がれきの効率的な分別と、がれき付着泥土の引剥がし
2. 泥土を迅速に良質な土工材料(カルシア改質土)に改質

(参考2)地盤工学会賞(地盤環境賞)
平成25年度3月15日の理事会にて、平成24年度地盤工学会賞対象者が決定。平成25年6月13日に授与式。

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