
第86回アカデミー賞で見事2冠に輝き、世界中で大ヒットとなっているディズニー映画『アナと雪の女王』。日本時間3月3日に開催された同賞の授賞式で、この主題歌「Let It Go ~ありのままで~」を熱唱したイディナ・メンゼルの名前を、プレゼンテーターのジョン・トラボルタが思い切り言い間違えたことはすでにお伝えしたとおりだが、この件で沈黙を守ってきた当の本人イディナが初めて心中を明かしたようだ。
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イディナは、米Billboardのインタビューに答え、「授賞式のステージに上がった時、私は心静かに集中して、"禅"のようだったわ。でも、突然"アデル・ダズイーム"という別の名前で紹介され、訳がわからず少しの間混乱してしまったの」と、その瞬間を振り返っている。
「でも、すぐに我に返って、自分が今どこに立っているのか、それがどんなに素晴らしい瞬間なのかを思い出したの」と語り、動揺せずにパフォーマンスに臨むことができたという。
ジョンは授賞式の2日後、自身の失態について正式に謝罪しているが、イディナはジョンから個人的な謝罪のメールと花が届いたことも明らかにした。「ジョンは本当に優しい人で、誠実なメールも送ってくれたの。私たちはもう友達ね。それって素敵なことだわ!」と話し、ジョンの言い間違いで気を悪くするどころか、恩恵を受けていると語った。
映画のみならず主題歌「Let It Go」も大ヒットとなっており、動画投稿サイトではユーザーがこの曲を歌いその姿をアップするのが流行っているのだとか。授賞式のハプニングネタだけでなく、イディナのその素晴らしい歌声と名前は、世界中に広まっていっているようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:さすが大人な対応ですね~ イディナ・メンゼル
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