『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者、前日譚キャンセルをボヤく「あのドラマを複数作るくらいなら何で...」

『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者、前日譚キャンセルをボヤく「あのドラマを複数作るくらいなら何で...」

先日、『The Long Night(原題)』と仮題が付けられた『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)の前日譚ドラマがキャンセルとなり、その代わりにターガリエン一族の物語を描く『House of the Dragon(原題)』のシリーズ化が発表された。その2作について、『GOT』の原作小説シリーズ「氷と炎の歌」の作者であるジョージ・R・R・マーティンが心境を語っている。



ジェーン・ゴールドマン(『キングスマン』シリーズ)が脚本を手掛け、マーティンが共同クリエイターを務めた『The Long Night』の時代設定は、オリジナルシリーズで描かれた出来事の何千年も前とされていた。英雄たちの黄金時代から暗黒の時代へと下降していく過程を描き、ウェスタロスの歴史に隠された恐ろしい秘密やホワイト・ウォーカーの起源、スターク家の伝説などが明かされるという内容だった。

そのパイロット版についてマーティンは、「言うまでもないが、前日譚がシリーズ化されないと知って悲しくなった。ジェーン・ゴールドマンは素晴らしい脚本家で、彼女と一緒に試行錯誤することは楽しかったよ」とコメント。

さらにマーティンは10月30日付けの自身のブログに、次のように綴っている。「なぜ、HBOが前日譚ドラマをシリーズ化しなかったのか理由はわからないが、『House of the Dragon』とは関係ないと思う。それは影響していないはずだ。テレビ局が複数の『CSI』や『シカゴ』シリーズを抱える余地があるなら、もっと広大で数千年の歴史と膨大な物語や伝説的なキャラクターが存在する、ウェスタロスとエッソスについて描く番組が複数あってもよいのでは...」と、その複雑な胸内を明かしていた。

『House of the Dragon』は『GOT』よりも時代が300年も前にさかのぼり、"ターガリエン一族の終わりと始まり"を描くと紹介され、全10話になるシリーズはマーティン著の「炎と血」を題材にしているという。

オリジナルシリーズで複数話にわたり監督を務めたミゲル・サポチニクがメガホンを執り、サポチニクはライアン・J・コンダル(『COLONY/コロニー』)とショーランナーも担い、マーティンはプロデューサーに名を連ねている。

同時に5本進行していたという『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフドラマで、『The Long Night』は1番最初に発表されたプロジェクトだっただけに残念だ。『House of the Dragon』に出演するキャストなどが発表され次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)


Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』 Game of Thrones (c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

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