米CBSは、『NCIS:ハワイ』をはじめとする複数の人気シリーズを打ち切ったが、その決断がいかに難しかったか、CBSエンターテイメントのエイミー・ライゼンバック社長が胸内を明かしている。

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打ち切り決定が続いた背景に…

CBSは今春に、『NCIS:ハワイ』をシーズン3で、『CSI:ベガス』をシーズン2、『So Help Me Todd(原題)』をシーズン2で打ち切ると発表した。

米TV Lineによると、米アラスカ州で開催中のバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルに登壇したライゼンバックが、人気フランチャイズをキャンセルしたことについて、こう語っている。

「まず、私はTVの大ファンであり、これらの番組の終了に失望しているファンの皆さんに同情し、共感しています。ですが最終的に、CBSにおける私たちの仕事は本当に難しい決断を下すことなのです」。

さらに、「寝返りを打って眠れない夜を過ごし、キャンセルや更新について果てしない議論をしていますが、すべての数字を見ています。私たちは将来の見通しを立て、スケジュールでさらに大きな成功を収められる機会が、どこにあるかを検討しています」と続け、視聴率の結果により、打ち切りの決断が下されたと示唆した。

視聴率はどうだったのか

『NCIS:ハワイ』シーズン3の平均視聴者数は781万人(Live+7日間の再生数)で、シーズン2の視聴者数から4パーセント増加し、CBSが放送したドラマ14作品のうち6位にランクイン。対して、『CSI:ベガス』は、平均610万人で前年比7パーセント増だったが、ランキングでは最下位に。

『So Help Me Todd(原題)』は、平均620万人でシーズン1から3パーセント減少し、14作品中で12位だった。

5月にもライゼンバックは、「スケジュールを常に新鮮に保ち、勢いを維持することが私たちの義務です。財務と業績を総合的に評価し、厳しい決断を下さなければなりません」と述べていた。

人気シリーズの打ち切りは残念だが、『NCIS』フランチャイズに関しては、人気キャラクターのトニー・ディノッゾとジヴァ・ダヴィードを主人公にした新スピンオフドラマ『NCIS: Tony & Ziva(原題)』と、リロイ・ジェスロ・ギブスの若かりし頃を描く『NCIS:Origin(原題)』が進行中で、確実にユニバースが拡大中だ。

『NCIS:ハワイ』シーズン1~2はHuluにて、『NCIS:シドニー』はParamout+で配信中。(海外ドラマNAVI)